第17期女流桜花Aリーグ第1節B卓レポート
2022年04月29日
第17期女流桜花Aリーグ第1節B卓レポート
第1節B卓に出場した選手が
吾妻さおり。
1回戦に強烈なアガリで逆転トップを取り好スタートを切ると
3回戦には親で跳満を2局連続でアガリ。
解説をしていた現女流桜花の魚谷侑未が「今期の決定戦に残る1人」と想定するほどの強さを見せ、第1節を卓内トップで終えました。(吾妻+44.4P)
2年目の女流桜花Aリーグとなった
伊達朱里紗。
1節目から多彩な攻撃を見せた伊達は、対戦相手を翻弄し
最後は序盤の2フーロホンイツテンパイが
他家にはテンパイに見えず、我先にと打たれる大量のマンズの中から
吾妻に打たれたマンズで4回戦逆転トップを奪い気分良く第1節を終えました。
序盤苦労しながらも最終的には巻き返して5位で終わった1年目を考えると、今年はそれ以上の結果が期待できそうです。(伊達+34.5P)
今年Aリーグ3年目となった
白銀紗希。
ややメンゼン守備型の白銀は強引な部分が少なく、ツモに逆らわない良い麻雀を打ちます。
この日も、多くの人がリーチを打ちそうなタンヤオドラ1のカンチャンテンパイをヤミテンにすると
ドラを引き入れて吾妻から12,000の出アガリ。
4回戦全てで浮く安定感を見せました。(白銀+22.7P)
順調に昇級し、今期女流桜花Aリーグ初挑戦となった鈴木彩夏は
全4回戦でアガリが4回、その中で最も大きいアガリが2,400と大苦戦。
他家で開催される三色祭を遠目に眺める厳しい1日となりました。
払った高すぎる授業料を無駄にせず、次節は返済のターンにしたいところです。(鈴木▲101.5P)
(文:越野智紀)
カテゴリ:女流プロリーグ(女流桜花) レポート