第17期女流桜花Aリーグ第1節C卓レポート
2022年05月03日
第1節C卓に出場した山脇千文美は
高いフーロ率でアガリ率を上げてトップを多く取る腹ぺこモンスター。これまで決定戦には一歩届かずでしたが、今年は殻を破って一つ上のステージに登るべくロケットスタートを展開
この日の4回戦全てで東家スタートの席に座ると、東1局の親番から他家を圧倒していき
繰り返される惨劇は終わりを見せず
初戦2着からの3連勝で+101.3Pと大満腹の結果に終わりました。
3年前に降級した斉藤理絵は
1回戦で山脇との接戦を制してトップを取ると、2回戦以降に吹き荒れた山脇の猛攻を危なげなく回避。
定評のあった受けの強さを更に増してAリーグ復帰戦は+22.5P。
昨年決定戦に出場した内田美乃里は
斉藤と勝負手がぶつかり、1回戦目に4着を引くも
そこからは要所で凌ぎ、被害を最低限に抑えて初日を▲21.3Pで終了しました。
この日、全ての不幸を背負わされたのが連続1位昇級でAリーグにきた桜川姫子で
チャンスで仕掛けるも
内田・斉藤にキーとなる牌を受け潰されて山脇に放銃というパターンを何度も泣かされ、終わってみたら▲102.5Pと厳しすぎるAリーグの洗礼を受けてしまいました。
(文:越野智紀)
カテゴリ:女流プロリーグ(女流桜花) レポート