女流プロリーグ(女流桜花) レポート

第17期女流桜花Aリーグ第1節C卓レポート

第1節C卓に出場した山脇千文美は

 

 

高いフーロ率でアガリ率を上げてトップを多く取る腹ぺこモンスター。これまで決定戦には一歩届かずでしたが、今年は殻を破って一つ上のステージに登るべくロケットスタートを展開

 

 

この日の4回戦全てで東家スタートの席に座ると、東1局の親番から他家を圧倒していき

 

 

繰り返される惨劇は終わりを見せず

 

 

初戦2着からの3連勝で+101.3Pと大満腹の結果に終わりました。

 

 

3年前に降級した斉藤理絵は

 

 

1回戦で山脇との接戦を制してトップを取ると、2回戦以降に吹き荒れた山脇の猛攻を危なげなく回避。
定評のあった受けの強さを更に増してAリーグ復帰戦は+22.5P。

 

 

昨年決定戦に出場した内田美乃里は

 

 

斉藤と勝負手がぶつかり、1回戦目に4着を引くも

 

 

そこからは要所で凌ぎ、被害を最低限に抑えて初日を▲21.3Pで終了しました。

 

 

この日、全ての不幸を背負わされたのが連続1位昇級でAリーグにきた桜川姫子で

 

 

チャンスで仕掛けるも

 

 

内田・斉藤にキーとなる牌を受け潰されて山脇に放銃というパターンを何度も泣かされ、終わってみたら▲102.5Pと厳しすぎるAリーグの洗礼を受けてしまいました。

 

 

(文:越野智紀)