女流プロリーグ(女流桜花) レポート

第17期女流桜花Aリーグ第3節C卓レポート

第3節C卓に出場した選手は

 

 

ここまでトータルポイントでプラスをしている山脇千文美・川原舞子・斉藤理絵・伊達朱里紗の4名。

1回戦を斉藤1人浮きのトップ・伊達のラスで終えると、2回戦東1局3本場。

 

 

リーチ後に伊達が掴んだ4枚目の四索でロンをするなど1回戦からの勢いが続くのかと思わせました。

このまま突き抜けていきそうな斉藤でしたが

 

 

川原がチンイツを直撃したことで状況が一変。

これを切っ掛けに、川原が4局連続でアガって2回戦で特大トップを取ると、3回戦の東2局

 

 

山脇のリーチを受けた川原が現物の九索切りで手広く受けられるところで四索をツモ切り。

 

 

この選択が功を奏し、八索引きからの六筒ロン。
九索切りでは捕らえられなかった鮮やかなアガリで山脇のリーチをかわすことに成功します。

この後、1人浮きで迎えた南4局1本場。

 

 

1巡目にテンパイした川原が北一万のシャンポンでダブルリーチを選択しましたが、これが川原的には大反省の1局でした。

すぐにアガれるかと思っていたヤオチュウ牌のシャンポンのロン牌が出ず

 

 

追いついた親の山脇の6,000オールが炸裂。

山脇にかわされた後の南4局3本場には

 

 

斉藤にも跳満を引かれた川原は3着まで転落となりました。

順番にチャンスを活かして加点する3者に対し、砂かぶり席で眺め続けて順番を待っていた伊達は

 

 

4回戦でも負の特等席から動くことが出来ず。
南3局終了時には▲100.1ポイントとアガリ見学料にしては高すぎる出費となっていましたが

 

 

気持ちを切らさず我慢した結果が最後に出て、リーチ・ツモ・三暗刻の4,200オールは次回以降に繋がるアガリ。
悲惨な1日が少しだけ緩和されました。

<第3節C卓最終結果>
川原+39.5P 山脇+28.8P 斉藤+9.8P 伊達▲79.1P

(文:越野智紀)