女流プロリーグ(女流桜花) レポート

第17期女流桜花Aリーグ第4節C卓レポート

【山脇国士無双!!】

第4節C卓に出場した選手は

 

 

山脇千文美・二階堂亜樹・菅原千瑛・鈴木彩夏の4名。

2回戦東1局1本場。

 

 

ドラ暗刻の鈴木のリーチに対し

 

 

受けた亜樹でしたが

 

 

これが菅原のヤミテンに捕まります。
1,000点なら数字的には問題無しなんですが、受けた牌でロンと言われるのは気分的には問題ありとなってしまうのが人というもの。

南1局では七対子をテンパイしていた親の亜樹は

 

 

山脇に危険な一索を掴んで少考します。
四万を切って山脇に受けることもできますが、2枚切れのフリテン一索単騎待ちでは流局期待が関の山。

 

 

しかも四万を切ると今度は鈴木のピンフイーペーコーに捕まる形になっています。

 

 

嫌な記憶を避けて四万単騎を続行し一索を勝負すると

 

 

開かれたのは山脇の国士無双。

 

 

痛すぎる役満放銃となってしまった亜樹は、本日+12.6ポイントとスコアを伸ばしてトータル3位をキープ。何を言っているのかわからないと思いますが、恐ろしいものの片鱗を味わいました。

この日の卓内トップは3回戦までオール浮きの2着ときて

 

 

4回戦でドラ単騎待ちを2回アガってトップを取った鈴木。
1節目の▲101.5ポイントを3節で返済し、遂にプラスの世界にやってきました。

 

 

<第4節C卓最終結果>
鈴木+39.6P 亜樹+12.6P 山脇+3.2P 菅原▲56.4P

(文:越野智紀)