JPMLWRC-Rリーグ レポート

第1期JPML WRC-Rリーグ ベスト16D卓レポート

【第1期JPML WRC-Rリーグ ベスト16D卓 瀧澤光太郎・塚田悠介がベスト8進出】

ベスト16 D卓 対局者

◆塚田悠介(つかだゆうすけ)
◆岡田啓佑(おかだけいすけ)
◆瀧澤光太郎(たきざわこうたろう)
◆本田朋広(ほんだともひろ)

 

 

解説 藤島健二郎
実況 早川林香

 

【1回戦】

幸先良いスタートを切ったのは岡田。ドラを重ねて塚田の親リーチに追いつき、満貫をアガると

 

 

次局の親番では一発ツモで決めて4,000オール。岡田が1回戦トップを取る。

南3局には塚田がリーチを打ち、暗刻の二万が裏ドラとなり跳満のアガリ。

 

 

放銃してしまった本田だが、親番で2,000オールをツモり2着に滑り込んだ。

 

 

【2回戦】

2回戦は高打点の応酬となった。
まずは塚田が親番で満貫ツモ。

 

 

続いて岡田が三色赤2ドラの満貫を瀧澤から。

 

 

東3局には本田(親)が一発ツモ裏で6,000オール(+1,000)のアガリ。

 

 

東4局には瀧澤がチンイツドラ3の倍満に仕上げる。

 

 

一周回って平たい点棒となったオーラスは、瀧澤がリーチを打ち一発で本田からロン。
7,000点持ちラス目から全員を捲って瀧澤がトップを取った。

 

【3回戦】

東3局。岡田がダブ東白ホンイツで4,000オールで引き離しにかかるが

 

 

南1局には塚田が七対子リーチを一発ツモ。跳満のアガリで岡田とほぼ並びに。

 

 

オーラスは瀧澤が仕掛けて岡田から白をロン。ドラ5で跳満に。2着浮上の直撃で3回戦が終了。

 

 

【最終 4回戦】

先に勝負手を決めたのは瀧澤。二万暗カンでリーチを打ち、タンヤオが付く六筒をリンシャンツモ。6,000オール(+1,000)で大きく抜け出すと

 

 

連荘した2本場で再び満貫ツモ。トータル+100を超え、瀧澤が一席を確保した。

東3局。岡田がホンイツの満貫を瀧澤からアガって残る一席に指をかけたが

 

 

南1局には塚田がツモ発赤ドラのアガリ。岡田に親被りさせて逆転し

 

 

次局はタンヤオ赤ドラの3,900を岡田から直撃。

ベスト16D卓からは
瀧澤光太郎
塚田悠介
この2名が勝ち上がりを決めた。

瀧澤「最初着ダウンの放銃しちゃっていいムードではなかったのですが、頑張ってついていって、最終半荘でああいう展開を作れて良かったです。Mリーグを観て麻雀を覚えた最初の世代だと思っているので、どこまで通用するか見届けて頂けたらと思います。」

塚田「3年ちょっとでようやくこのスタジオに来られて、勝ち星をあげられたのは収穫だと思います。ベスト8・決勝に進むには今日の麻雀ではダメだと思うので、見返したり仲間に聞いたりして良く出来たらと思います。」

岡田「普段引き気味なのですが、今日は押そうと思って1・2回戦押して、3回戦で最後に押しすぎました。アガれるとトップ目で最終戦を迎えられるからと。本田さんのリーチには比較的通るかと思ったけど、仕掛けた滝澤さんには打って満貫かなと思って。内容所作ともにレベルアップしてこのスタジオに来られるように頑張ります。」

本田「瀧澤さんに一万鳴かれた局はアガられても仕切り直せるかと思ったのですが、勝負所が違ったのかな?第1回は優勝したくて頑張ったんですけど残念でした。WRCも今いい所で残れるかも知れないので頑張ります。」

 

 

(文・吾妻さおり)