JPMLWRC-Rリーグ レポート

第2期JPML WRC-Rリーグ ベスト8A卓レポート

ベスト16の勝ち上がりを決め、ベスト8を戦うメンバーはこちらの4名!

 

 

鳳凰位戦A1リーグ所属 西川淳
第39期十段位 魚谷侑未
東京本部所属31期生 大鹿糠文也
九州本部33期生 角谷陽介

実力、経験も豊富な西川、魚谷に、若手の大鹿糠、角谷がどんな闘いを見せるのか?!
楽しみな組み合わせとなった。

さて1回戦から振り返っていこう。

1回戦最初に大きなアガリを決めたのは大鹿糠。東2局に仕掛けて満貫をツモアガる。
その後も順調に大物手をアガリ、5万点オーバーのトップ目に。
角谷も満貫をアガリ加点に成功。
一方ベテラン勢2人は少し厳しい立ち上がりになるかと思われたが‥

1回戦オーラス
親番の西川が2つ仕掛けた満貫を皮切りに、三度のアガリを決めるとトップ目に立つ。

 

 

オーラス3本場は魚谷、大鹿糠の2件リーチを受け流局。
1回戦が終了となった。

1回戦結果
1着 西川 +50.8P
2着 大鹿糠 +27.0P
3着 角谷 ▲12.0P
4着 魚谷 ▲67.8P

2回戦は角谷無双!
4度の大物手をアガるとなん6万点越えトップ目に。

 

 

2回戦を終え、トータルトップ目は角谷。
1回戦苦しいスタートだった魚谷も2回戦は2着でフィニッシュ。
3回戦以降に望みを繋いだ。

2回戦トータル
角谷 +46.1P
西川 +31.4P
大鹿糠 ▲26.9P
魚谷 ▲52.6P

3回戦はトータル2着目の西川が46,000点持ちトップ目で南入。
このまま終えることができれば相当有利なポジションで最終戦が迎えられそうというところ、南1局親の大鹿糠がリーチ・ツモ・ドラ2・赤などの大物手をアガリトップ目に立つと、このままの順位で3回戦が終了。

魚谷はかなり苦しい条件だが、他3名は混戦で最終戦となった。

3回戦トータル
西川 +50.8P
角谷 +36.1P
大鹿糠 +17.7P
魚谷 ▲106.6P

最終戦は東4局に角谷がタンヤオ・ドラ2・赤の手をアガると熾烈な通過争いから一歩リード。

 

 

スタート時点で少しのリードがあった西川も、大鹿糠とは2着順差がつくと敗退となってしまう。
南2局西川はライバルの大鹿糠のリーチを自力でかわす大きなアガリを決める。

 

 

南3局も西川は魚谷の親番をヤミテンで2,600点をアガると、最終戦2着でオーラスを迎えることに成功。

 

 

あとはオーラスこのまま終えることができれば西川、角谷は通過の位置。
ただし、大鹿糠も現状のポイントはかなり離れているように見えるが、トップ目に立つと通過ポジションという状況でオーラス。

南4局親番で大鹿糠は‥
2枚切れている嵌八万をなんと一発でツモ!!!

 

 

一度のアガリで西川を逆転。
しかし西川もただではおわらせまいと南4局1本場。

 

 

メンゼンホンイツ・イーペーコー・ドラ2のどこから出ても逆転の大物手テンパイ。

結果は‥
角谷が仕掛けてアガリきり、決勝への切符を掴み取った。

 

 

以上の結果を持ってベスト8A卓からは、角谷、大鹿糠の2名が決勝へと通過になりました。

 

 

第2期WRCRは次回ベスト8B卓が放送となります。
皆様お楽しみに。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

(文:松田彩花)