王位戦 レポート

第45期王位戦A級本戦レポート 

今年で45期目を迎える王位戦。その本戦が11月16日(土)に行われた。
今期からシード条件改定に伴い、シードを削減する事となった。それでもA級予選の参加人数は年々増えており、通過率は約23%と厳しいものとなってしまった。
そのA級予選通過者に加え、各地方・一般予選通過者にシード選手を加えた240名が集結し、翌日のA級決勝の椅子60席を巡る戦いが繰り広げられる。(ルールは一発・裏ドラなしの連盟公式ルール)
昨年に引き続き巣鴨道場、新橋会場に分かれて対戦する。(それぞれ通過率は25%)
それでは団体別に選手を紹介していこう。

 

【日本プロ麻雀連盟】

 

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藤崎智

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瀬戸熊直樹

 

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藤原隆弘

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ともたけ 雅晴

 

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近藤久春

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山井弘

 

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望月雅継

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和久津晶

 

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二階堂瑠美

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宮内こずえ

 

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岡田紗佳

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黒沢咲

 

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高宮まり

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石田亜沙己

 

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小笠原奈央

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手塚紗掬

 

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童瞳

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大久保朋美

 

それに加え、今回は普段フォーカスされない若手も、紹介して行きたい。
まずはこの男、AbemaTV、連盟チャンネル等で実況として活躍中の日吉辰哉。全然若手じゃないじゃないかという突っ込みは置いといて、プレイヤーとしての日吉はあまりご存じないだろう。実況では神様(噛み様)と崇められているが、プレイヤーとしても神(鳳凰位)を目指すべく、日々勉強会等で精進している。因みに余談だが、MリーグのPV会場ではあまりの人気に、何人もの女性ファンから写真を求められていたらしい。そんな鼻の下が伸びた状態で通過できるのか心配だったが、新橋会場トータル2位での余裕の通過となった。

 

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日吉辰哉

 

続いては藤井崇勝(たかのり)。東京本部のリーグ戦に参加して3年目、若干27歳にしてB1リーガー。期待の若手有望株である。地元は九州で、今は東京で活動中。九州リーグにも参加しているため、毎月勢力的に福岡と東京を往復している。髪の毛を緑色にし、気合十分だったが惜しくも敗退となった。

 

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藤井崇勝

 

そして蒼山秀佑(しゅうすけ)。今年で四段になり、YouTubeチャンネルを開設した。今は全国の地方支部を周り、プロアマリーグに参加して地方の若手プロ紹介や、アマチュアの人と交流を深める企画動画を、YouTubeにて配信している。Mリーグのサクラナイツを意識してか、ピンクのネクタイで参加も残念ながら敗退となった。

 

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蒼山秀佑

 

そして最後に福田雄大。雄大(ゆうだい)と書いてゆうたと読む。雄大といったら地獄の門番、前原雄大がすぐ頭に浮かぶが、福田雄大は将来前原のように活躍できるか。スラムダンクの桜木花道を彷彿させる赤髪坊主の福田だが、まだ24歳。愛くるしいキャラで先輩にも可愛がられ、今回は敗退となったが今後が楽しみだ。

 

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福田雄大

 

連盟から沢崎、HIRO柴田、佐々木等、39名がA級決勝に駒を進めた。

 

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沢崎誠

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佐々木寿人

 

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HIRO柴田

 

 

 

【日本プロ麻雀協会】

 

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金太賢プロ

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佐月麻理子プロ

 

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逢川恵夢プロ

 

新・雀王、堀慎吾が誕生した雀王決定戦が記憶に新しいが、ここで注目したいのがA級予選から勝ち上がった松本吉弘。タイトル獲得歴もあり、渋谷ABEMASの一員として、Mリーグで活躍しているのになぜシードを貰えないのか、疑問に思う一般の方もいるかと思うが、それだけ本戦シードを獲得するというのは至難の業なのである。普段は物腰柔らかく、愛嬌のある松本だが、一旦試合が始まると鋭い眼光に早変わり、まさに卓上のヒットマンである。結果は終始危なげない展開で、堂々の通過となった。

 

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松本吉弘プロ

 

他にも協会からは、堀、渋川等、計8名が通過。

 

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堀慎吾プロ

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渋川難波プロ

 

 

 

【最高位戦日本プロ麻雀協会】

 

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坂本大志プロ

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西嶋千春プロ

 

こちらも新・最高位の坂本大志をはじめ、プロクイーン2連覇の日向藍子、村上淳等がシード選手として参戦したが、注目したいのがこちらもA級予選から勝ち上がった水巻渉。第17・22・23期發王位、第10期マスターズと実績抜群だが、シードは貰えず。あまり繋がりは深くないが、話しかけるといつも丁寧に対応してくださり後輩からの人望も厚い。
最近、ももクロのツイートが少なくなって来ているのは気のせいか・・・。

 

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水巻渉プロ

 

水巻に加え、日向、村上も通過し、最高位戦からは計3名が通過した。

 

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日向藍子プロ

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村上淳プロ

 

 

 

【RMU】

 

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阿部孝則プロ

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河野高志プロ

 

鳳凰位3連覇の阿部孝則、十段位3連覇の河野高志等が所属するRMUからは9名が参戦し、阿部、市川の2名が通過。

その他、麻将連合からは6名が参戦し残念ながら通過者はなし。
一般からは51名中8名の通過となった。

翌日のA級決勝は、更なる激闘が繰り広げられる事間違いなしだ。