王位戦 レポート

第46期王位戦A級本戦レポート

日本プロ麻雀連盟の4大タイトルの1つである王位戦。
昨年は新型コロナウイルスにより中止となったが今年は2年振りに開催された。
ここ最近は落ち着いて来ているものの、まだ油断出来ない状況である為、7会場に分かれてA級本戦は行われた。

王位戦の開催概要はこちら

 

 

トライアル方式で4回戦行い、トータルポイントプラス者+αは5回戦へ。
5回戦終了時、規定人数が翌日11/21(日)のA級決勝に進出となる。
通過人数は各会場で異なるが、どの会場も参加人数25%と決まっている。

本戦からは各団体を代表する選手達がたくさん参加し、そこに予選を勝ち抜いた選手を加え熱い闘牌が行われる。
ここからは注目選手の紹介。

 

【巣鴨連盟道場】8名

・紺野真太郎、近藤久春、和久津晶、井出康平

 

・本田朋広、東城りお、川原舞子、渋川難波(協会)

 

 

首位通過は最高位戦日本プロ麻雀協会の須藤泰久。
4回戦終了時で通過ボーダーの川原舞子と次点の大和が同卓。
開局大和が川原から満貫をアガるも、川原はその後しっかり粘り浮きに回って両選手とも通過した。

 

【錦江荘会場】11名

・沢崎誠、瀬戸熊直樹、黒沢咲、ダンプ大橋、二階堂亜樹、仲田加南

 

・河野高志(RMU)、松ヶ瀬隆弥(RMU)、阿部孝則(RMU)、福田大志(最高位戦)、醍醐大(最高位戦)、石井一馬(最高位戦)

 

 

首位通過はA1リーグ所属でMリーガーの沢崎誠。
同じくMリーガーの二階堂亜樹も続いて通過した。

 

【ゴースタ神田南口会場】10名

・藤原隆弘、ともたけ雅晴、原佑典、宮内こずえ、尻無濱航(協会)

 

 

首位通過は釣本契介。
今年プロデビューで初の王位戦。
A級予選からの参加で見事勝ち上がり。

 

【ゴースタ水道橋会場】10名

・杉浦勘介、藤島健二郎、内川幸太郎、白鳥翔、山井弘

 

・堀慎吾(協会)、松本吉弘(協会)、矢島亨(協会)、佐月麻理子(協会)、忍田幸夫(麻将連合)、木村和幸(麻将連合)

 

 

首位通過は日本プロ麻雀協会の松本吉弘。
前回行われた第44期王位戦でもベスト16まで勝ち上がっており今回も注目。

 

【じゃん亭会場】6名

・前田直哉、吉田直、古橋崇志、二階堂瑠美、伊達朱里紗

 

首位通過は二階堂瑠美。
先日2度目のプロクイーンを獲得しMリーグにも今季より参戦。
この日も表情豊かに闘牌していた。

 

【勝どき柳会場】6名

・HIRO柴田、西川淳、一井慎也、岡田紗佳、井上絵美子

 

 

首位通過は斎藤桂史。
普段は麻雀教室の講師や連盟で仕事をしている。

 

【岡会場】6名

・勝又健志、山田浩之、菊田政俊、小林正和、山脇千文美

 

 

首位通過は吾妻さおり。
女流桜花連覇に第28期麻雀マスターズ決勝進出など実績十分。

 

 

ワイルドカードとして各会場の次点者の中で1番ポイントを持っている1名が勝ち上がり。
その一枠に入ったのは最高位戦日本プロ麻雀協会の坂井秀隆。
第44期王位戦でベスト16に残っている。

以上58名が勝ち上がりA級決勝へ駒を進めた。
ここにシード者14名を加え72名で、現王位森下剛任が待つ準決勝に向け激闘が繰り広げられるだろう。

 

 

(文:木原翼)