第14期プロクイーンベスト16C卓 猿川 真寿
2016年09月07日
出場選手は、足木優(最高位戦)片倉まち(連盟)大里奈美(連盟)安田麻里菜(連盟)。
B卓まで終わって、最高位戦は日向藍子、茅森早香の2人がベスト8を決めている。同じ団体である足木も勝ち上がることができるのか?
1回戦(片倉、足木、大里、安田)
東1局、親の片倉が七対子ドラドラのリーチを打つが流局。
1本場、大里が一発ツモの2,000・4,000をアガリ好スタート。
リーチ ツモ ドラ 裏
南1局に700・1,300をアガった足木が、次局、決め打ちで見事6,000オールを引きアガる。
リーチ ツモ ドラ 裏
1本場は、片倉から12,000のアガリでトップを決めたかと思ったが、
南3局、大里が足木から12,000。
リーチ ロン ドラ 裏
足木もこの牌姿だったので後悔はないだろう。
さらに大里は、次局に6,000オールをアガリトップを捲った。
1回戦成績
大里+40.4P 足木+13.1P 安田▲8.9P 片倉▲44.6P
2回戦(足木、片倉、大里、安田)
東1局、足木2,600オール。
リーチ ツモ ドラ 裏
1本場、4着スタートだった片倉が3,000・6,000。待ちが苦しかっただけに嬉しいアガリとなった。
リーチ ツモ ドラ 裏
南2局4本場、大里が足木から8,000のアガリで4着目から2着目に。
リーチ一発 ロン ドラ 裏
南4局、安田が親で細かくアガリ2着になる。
2回戦成績
片倉+37.1P 安田+4.0P 大里▲12.4P 足木▲28.7P
2回戦終了時
大里+28.0P 安田▲4.9P 片倉▲7.5P 足木▲15.6P
3回戦(片倉、足木、大里、安田)
東1局、ここまで苦しいながらも凌いでいた安田が、一通で先行リーチを打つが、親の片倉に追いかけられ12,000の放銃。
リーチ ロン ドラ 裏
この日の安田は日の目を見ることはなかった。
片倉は1本場、今度は大里から12,000。
リーチ ロン ドラ 裏
さらに東3局、2,000・4,000をつもりダントツになる。
南2局2本場に三色のテンパイをしていた片倉から足木がメンホンの12,000をアガリ2着目になる。
ロン
3回戦成績
片倉+42.5P 足木+14.6P 大里▲18.7P 安田▲38.4P
3回戦終了時
片倉+35.0P 大里+9.3P 足木▲1.0P 安田▲43.3P
4回戦(足木、安田、大里、片倉)
残すところあと2半荘。安田以外の3人のうち2者が勝ち上がりになりそうだ。
3回戦大トップをとった片倉が一歩リード。大里と足木も絶妙のバランスで凌いでいる。
この回、片倉は連対できれば勝ち上がりになりそうだ。
東1局、片倉以外の3者がテンパイの状況でアガッたのは親の足木。
ポン ロン ドラ
12,000の大きなアガリとなった。
そのあとも足木は順調に点棒を増やしていく。
そして、南1局では4,000オールのアガリで65,000点オーバーに。他者を大きく突き放す。
2着争いを制したのは片倉。南4局に2,600オールが決め手となった。
リーチ ツモ ドラ 裏
4回戦成績
足木+45.7P 片倉+12.2P 大里▲14.4P 安田▲43.5P
4回戦終了時
片倉+47.2P 足木+44.7P 大里▲5.1P 安田▲86.8P
5回戦(大里、足木、安田、片倉)
二転三転したC卓もいよいよ最終半荘となった。
大里は上位2人とは50Pぐらいの差だが、12,000を直撃できれば順位点も含め難しい点差ではない。
しかしそこは相手2人も重々承知のため、現実はかなり難しいのではないだろうか。
2人も場を流しにくるので、私の予想では75%くらい片倉、足木の勝ち上がりだと思っていた。
しかし東1局、足木、片倉のテンパイをかわして、大里が4,000オール。
リーチ 一発ツモ ドラ 裏
一気に差を詰めると、2巡目にドラ単騎待ちリーチ。ラス牌をつもり、裏も乗って8,000オールに。
リーチ ツモ ドラ 裏
2局で大里が当確に。足木と片倉の着順勝負となった、
南1局、片倉が1,300・2,600をアガリ足木に迫るが。
南2局1本場、足木が好判断のリーチで2,600オールをツモリ突き放す。
リーチ 一発ツモ ドラ 裏
1本場、片倉が国士をテンパイするが、足木と2人テンパイで流局。
南3局、片倉が2,000・4,000をツモリ5,500点差に。南4局は足木がアガリ勝ち上がりを決めた。
勝ち上がり 大里奈美 足木優
カテゴリ:プロクイーン決定戦 レポート