第19期プロクイーンベスト16A卓レポート
2021年08月11日
各団体から125名の女流プロが集まり争われている第19期プロクイーン。
ベスト16からは全卓が連盟チャンネルでの放送となり、まずはA卓が8月5日(木)に放送された。
対局者は日向藍子(最高位戦)、有沢奈央(協会)、仲田加南、東城りお。
4人の中でまず抜け出したのは日向。1回戦東場こそ大人しかったものの、南2局3本場でピンフイーペーコードラドラのヤミテンが炸裂。
さらにオーラス親番では満貫のアガリを連発し、いきなり+50P近くのリードを築いた。
一方で苦しんだのは東城。チャンス手でことごとく高打点の放銃に回ってしまい、2連続の4着でスタート。
2番手の有沢と約80P離れて後半戦を迎えるが、転機を迎えたのは南3局1本場。
リーチタンヤオツモ三色ドラ、そして裏3の4,000・8,000で一気にトータル3位まで浮上!
仲田は痛恨の4着に沈み、4回戦は有沢と東城の争いに焦点が絞られた。
その4回戦。東城は前半荘の勢いそのままに、怒涛のアガリでトータルトップの日向にまで肉薄。
東1局にして大勢は決したかに見えたが、有沢も意地を見せる。東4局、リーチピンフツモドラドラ裏の6,000オールで一気に東城に迫り…
オーラス時点ではテンパイ料で勝敗が変わるほどの接戦に。
中・ドラ1のテンパイを入れた東城が有沢からの直撃で見事大逆転に成功。
この結果をもって、ベスト16A卓通過は日向・東城に決定!
「最近麻雀の打ち方を迷っていた時期だったんですけど、今日の対局で歯車が合った感覚があったので、ベスト8もしっかり打ち切りたいと思います。」
日向「16、17期とプロクイーンを優勝して昨年3連覇を逃したので、決勝まで勝ち上がってりんのさんにリベンジしたいと思います」
本日の最終スコアと別卓の組み合わせは画像の通り。
引き続きお楽しみに!
(文・浜野太陽)
カテゴリ:プロクイーン決定戦 レポート