第5期北陸プロリーグ 決勝レポート
2023年02月01日
<安城るいが女性初の北陸プロリーグチャンピオン!>
地方プロリーグ決勝戦シリーズの第5弾、第5期北陸プロリーグ決勝戦は、1月27日(金)に夏目坂スタジオで行われた。
出場は志多木健・安城るい・南和之・浦田豊人の4選手。
若手・中堅・ベテランが揃い、激しい戦いが繰り広げられた。
試合が大きく動いたのは2回戦南3局1本場。親番南が先制リーチをかけ、リーチ後にが通る。
これを見た浦田はの暗刻落としで受けに回るが、最後のを切ったところで安城からロンの声。
タンヤオ・ピンフ・三色・ドラで8,000(+1,300)。
1回戦ラスだった安城はこのゲーム途中に5連続のアガリもあり、2回戦1人浮きとなる。
続く3回戦は南2局に大勝負。
志多木の先制リーチに、このゲームもリードする安城がかわしにかかったところへ、
親番の浦田が一気通貫・ドラ2をヤミテンにしてツモアガリ。
この4,000オール(+1,000)が効き、3回戦は浦田がトップ。トータルでもトップに立ち最終ゲームを迎える。
最終4回戦。勝負の分かれ目は東4局2本場だった。
親番で突き放しにかかる浦田が待ち先行リーチ。
追う安城はホンイツ・チートイツで2枚切れ待ち。「勝負するならここしかない!」と無筋も切り飛ばす。
この大勝負、手が整っていた志多木からが放たれ安城の勝ち。
8,000(+1,600)の大きな加点となる。
ここでトップに立った安城は、親番の南1局1本場で、リーチをかけていた志多木から
イーペーコー・ドラの3,900(+3,300)をアガり、浮きを盤石に。
この2局で築いたリードを生かして他家の親をかわし切り、北陸プロリーグ初優勝を果たした。
安城は北陸プロリーグ決勝3度目の挑戦。
手が入っていた故の放銃も多かったものの、決勝戦らしく勝負所で一貫して戦う姿勢が功を奏した。
優勝した安城は2月11日(土・祝)開催のグランプリMAX予備予選に進む。
(文:梅中悠介)
カテゴリ:北陸プロリーグ レポート