北陸プロリーグ レポート

第5期北陸プロリーグ 決勝レポート

<安城るいが女性初の北陸プロリーグチャンピオン!>

地方プロリーグ決勝戦シリーズの第5弾、第5期北陸プロリーグ決勝戦は、1月27日(金)に夏目坂スタジオで行われた。
出場は志多木健・安城るい・南和之・浦田豊人の4選手。

 

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若手・中堅・ベテランが揃い、激しい戦いが繰り広げられた。

試合が大きく動いたのは2回戦南3局1本場。親番南が先制リーチをかけ、リーチ後に八索が通る。

 

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これを見た浦田は八索の暗刻落としで受けに回るが、最後の八索を切ったところで安城からロンの声。

 

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タンヤオ・ピンフ・三色・ドラで8,000(+1,300)。
1回戦ラスだった安城はこのゲーム途中に5連続のアガリもあり、2回戦1人浮きとなる。

続く3回戦は南2局に大勝負。
志多木の先制リーチに、このゲームもリードする安城がかわしにかかったところへ、
親番の浦田が一気通貫・ドラ2をヤミテンにして二索ツモアガリ。

 

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この4,000オール(+1,000)が効き、3回戦は浦田がトップ。トータルでもトップに立ち最終ゲームを迎える。

最終4回戦。勝負の分かれ目は東4局2本場だった。
親番で突き放しにかかる浦田が一筒四筒待ち先行リーチ。
追う安城はホンイツ・チートイツで2枚切れ東待ち。「勝負するならここしかない!」と無筋も切り飛ばす。

 

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この大勝負、手が整っていた志多木から東が放たれ安城の勝ち。
8,000(+1,600)の大きな加点となる。

 

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ここでトップに立った安城は、親番の南1局1本場で、リーチをかけていた志多木から
イーペーコー・ドラの3,900(+3,300)をアガり、浮きを盤石に。

 

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この2局で築いたリードを生かして他家の親をかわし切り、北陸プロリーグ初優勝を果たした。

 

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安城は北陸プロリーグ決勝3度目の挑戦。
手が入っていた故の放銃も多かったものの、決勝戦らしく勝負所で一貫して戦う姿勢が功を奏した。
優勝した安城は2月11日(土・祝)開催のグランプリMAX予備予選に進む。

 

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(文:梅中悠介)