北陸リーグ レポート/第14期北陸リーグ 第4節レポート
2016年07月20日
第4節組み合わせ(敬称略)
1卓木戸プロ×平澤×北川×窪田
2卓後藤プロ×森田×久々湊×島
3卓本田プロ×安城プロ×久保×押川
4卓志多木プロ×山川×栗野×光岡
5卓濱平プロ×木下×小泉×吉田
1卓での対局となった私は、現状12位の+4.8P。前節大きく沈んでしまい、この4節目でポイントを稼がないと最終節厳しい戦いになる。今回の対局者である平澤さん、窪田さん、北川さんは今期苦しい戦いで、今節ポイントを叩きたい4者の戦いとなった。
1回戦目は、小場の展開で24,900のラススタート。南4局で窪田さんに自風のを仕掛けられ、私の浮きの2着になる2,000・3,900のアガリを取られたばかりか、逆にそのアガリ牌で1,000・2,000のアガリ3着へ浮上。
2回戦親でリーチ合戦で3,900をアガるが次が続かない。自分の手がどうしても局を進めるヤミテンの1,000等サバキ手が入ることが多く、それをアガリ続け4,0000のトップを取る。
3回戦
まずは東場で親の平澤さんが大物手をモノにする。
リーチ ツモ ドラ
6,000オール。
その後1・2回戦と厳しい戦いの窪田さんがそのポイントを取り返すべく高め取りでツモアガリ。
ポン ツモ ドラ
8,000オール。
を切りのアガリを逃すも終盤で力強く最高手をアガリ。
ツモアガリやノーテン罰符だけで配給の半分以上が出ていく苦しい展開。
その後親で私が3,900をアガるが、すぐに窪田さんが7,700を加点し60,400の大トップで1人浮き。私は3人沈みの3着も大きいマイナスを負ってしまった。
4回戦も、窪田さんの勢いは止まらず、早いリーチでのドラ暗刻4,000オールなどで危なげないトップ。最終節を残し総合順位を6位にして終了した。
親での3,900が一番目立つ程、打点のあるアガリが出来ないばかりか、3回戦・4回戦では自分がしなきゃいけない大物手のアガリをされ、ポイントを取り返す麻雀より今節マイナスポイントを抑えるような麻雀をしてしまったのかもしれない。
今節はやはり、後半戦とあってか、ポイントの動きが激しく感じた。ポイントをプラスしている人間が多く、逆にマイナスした人間は相当な痛手を負うこととなった。
プロのポイントを見てみると、安定してポイントを積み重ねている本田プロは現状3位で+54,9P。後半戦で巻き返している安城プロも+17,0Pで8位と最終節良い位置にいる。
全体的なポイントを見てみると、1位・2位の栗野さん・押川さんが抜けている分、決勝4名のボーダーはそこまで高くはない。4位の小泉さんが+54.5Pで10位の吉田さんが+7.0Pという事を見れば、ただでさえ全員がポイントを狙いに行く中このポイント差であれば。誰が決勝残ってもおかしくはない。
この最終戦、全員が決勝を目指す麻雀は勿論のことだが、もしも自分が目無しになろうが、自身のポイントや着順の為に最後まで諦めない麻雀をして欲しい。
理由は様々あるのだが、順位により与えられる決勝ポイントの存在(+40,+20,+10,±0)と、対局者の組み合わせによって、アガリをとりいかない等有利不利があり、それにより決勝のメンバーすら代わってしまう事。
私自身最終節相当なポイントが取らないと厳しいが、独特な緊張感の中で集中して臨みたい。
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