第19期北陸プロアマリーグ 第2節レポート
2018年11月29日
10月25日(日)、「第19期北陸プロアマリーグ」の第2節が開催されました。
前回第1節は石田亜沙己プロをゲストにお迎えして、真剣ながらも華やかに実施されましたが、第2節からは通常形式に戻り、また熱い闘いが繰り広げられるものと予想されます。
今期の参加人数は29名で、プロ14名、一般15名とほぼ同数の参加。
果たして今期は誰のもとに栄冠が輝くのでしょうか?
この日、一番ポイントを伸ばしたのは大会最年長のベテラン飯田さん。
圧巻の4連勝で84.9Pを叩き出し、前回順位27位から一気に6位まで浮上する。
本人的には特段大きな目立ったアガリはなかったそうですが、要所要所でアガリをしっかりともぎ取っての大勝。
この勢いで久しぶりの決勝進出が視界に入って来ました。
前回首位の獅坂に目をやると、3着スタートながらも③②①②と尻上がりに調子を上げて、終わってみれば卓内トップの+30.4Pを積み上げて、今節も首位をキープ。
今期の獅坂はここまで非常に安定しており、北陸支部へ移籍後で初の決勝進出への足固めとなった。
獅坂と同卓の成田だが、こちらも+20.2Pとポイントを伸ばし前節の7位から4位に浮上、デビュー戦以来3期ぶりの決勝進出を目指す。
2位にはリーグ戦常連の窪田さんが浮上。
決め手は2回戦の親番、
を両面で仕掛けてホンイツ一直線。
この鳴きでなんとドラを2枚引っこ抜き、
チー ツモ
見事をツモって6,000オールを決める。
この回を1人浮きのトップで終え、②①②②とオールプラスで、トップ1回ながら+61.0Pと稼いだのは流石の一言です。
同卓の初参加の林さんも+48.7Pと5位に進出。
こちらも次節以降に決勝圏内を目指せる位置となりました。
前期の北陸プロリーグの夏目坂決戦で、最後の最後まで死闘を繰り広げた後藤と藤本が直接対決。
これに里木と優勝経験者の平澤さんが交わる好カード。
ここを制したのは後藤。
卓内トップで、総合順位も3位に浮上。
第1期北陸プロリーグ王者として負けられない戦いが続く。
さて3期ぶりの優勝を目指す私だが、前半②②と「トップ狙うべからず打法」で、自画自賛の24Pのプラス。
(この打法が分からない方は、連盟HPにて連載中の「中級講座第1回目」を参照下さい。)
3回戦も南3局の親番を迎えて37,800点と、本日初トップが見えてきた。
そのトップを磐石にすべく、3巡目から積極的に仕掛けて行く。
ポン チー ドラ
ここにツモでしぶしぶテンパイを取る。
ドラ以外は全部押そう、そう決めてツモ切っていくが、誰もテンパイしていなさそう。
「まぁトップ目の親だし、誰も来ないよね。ここは1人テンパイかな…。」
そしてあと2巡というところにドラを持って来た。
ツモ切りすると対面の山元さんから「ロン!」の声。
メンホン七対子ドラ2の跳満放銃!
オーラスを前にして、トップ目から一気に沈んでしまう。
またしてもやってしまった。
今思えばラス前の37,800のトップ目で序盤から2フーロしていくのは、積極的なんかではなく焦っているとしか思えない。
それを分からせるかのようにチャンタにならないツモだったのに、終盤のドラツモだったのに…。
折角のシグナルを完全に無視してしまった。
こんな調子では先が思いやられます。
猛反省し、次節に挑みます。
次節第3節は折り返し地点、益々の熱戦が期待されます。
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