第1期北陸リーグ 第3節レポート
2017年12月21日
はじめまして、今年度から北陸支部に加入しました33期生の前田倫也と申します。拙い文章かと思いますがよろしくお願います。
今期から始まった第1期北陸プロリーグで、誰しもが初代王者を目指すなか迎えた第3節。5節ある中ちょうど折り返し地点となる今節はプラスで後半戦を迎えたいところ。対局者は以下のとおりである。(敬称略)
A卓 安城、浦田、木戸、志多木、前田
B卓 荒谷、後藤、成田、藤本、本田
A卓 1回戦 志多木、木戸、浦田、前田 南4局 親 志多木
対局者全員が横並びの中、私は3,900点以上の打点でトップまで上がる場面。12巡目浦田の打を ポンして私の手牌
ポン チー ドラ
親の志多木はツモ切りを続けており、手牌はマンズの染め手気配。他の2人もテンパイ気配を感じる中、打として、親の志多木の手牌。
結果この局12,000に放銃し、私はラスまで落ちた。 この放銃を機に態勢が一気に悪くなり、勝負どころでことごとく負ける結果に。自分の雀風では特に鳴きのタイミングや、流れを重視するタイプなので、この局に関しては最後に打で放銃したことよりも、を早く切ることができなかったか、を鳴くのが正解だったのが今回大きな反省点であると思う。を切りタンヤオに移行する手もあり、ドラがトイツであった手前少し焦りすぎた面もあると思う。またこのほかで特に印象に残ったのは、4回戦南2局のシーン。
A卓 4回戦 浦田、前田、安城、木戸 南2局 親 浦田
私としてはマイナスを返上するため高打点を目標にしていた。また、次の親に向け状態を上げてから迎え入れたいと考えていた。浦田からのを鳴き私の手牌
チー ポン ポン ドラ
ドラ単騎に受け、次巡にをツモリ、枚数・打点を考慮しを切ることに。しかし、次巡にをツモリ結果的に2,000・3,900を逃すことに。その後浦田からのリーチ。それを受けを持ってきて悩んだ挙句を切り、高めイーペーコーのリーチピンフで5,800の放銃。を切ったことにより他家がドラを切れるようになり、他家にとってこの切りは楽をさせてしまう、自分のことしか考えていない選択だったと反省。
前回の北陸プロアマリーグでも、調子が悪い時のマイナスをいかに小さくするかが課題の中、▲86.4Pとしてしまい、やはり先輩プロから学ぶべきことはまだまだたくさんあると実感した節であった。その中A卓では木戸が+74.0Pと大きくスコアを伸ばした。今期のプロリーグではオールプラスでそのスコアを106.1Pまで上げた。2着に続いたのは+8.6の志多木。総合でも4着に位置しており、決勝進出に向けてこの位置を維持するよう後半戦に挑む。3着に続いた安城も+8.4Pで総合5着となった。
B卓では、後藤が対局者を全員マイナスにし68.0Pと圧巻の成績。後藤と言えば北陸屈指の攻撃力の持ち主。同卓者の荒谷に話を伺ったところ、上がるべきシーンで、しっかりとした打点を上がっていたところが強かったと話していた。
全体の結果として、3位以上が100P以上と大きくリードし、私は苦しい展開となった。今後は先輩たちから自分にないものを学んでいき、残り2節も精進していきたいと思う。
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