関西プロリーグ レポート/第15期関西プロリーグ A・B・Cリーグ 第7節レポート
2016年11月03日
Aリーグ第7節:坂本誠裕
少し寒くなった頃、3分の2となる第7節が開催されました。
A1卓(米川・辻本・西原・貫上)
混戦の2位、3位争いを貫上が抜け出すかが見所です。
結果は、貫上が圧巻の+83ポイント
ここまで安定の試合展開からここにきてのエンジン全開、花岡の背中に迫るトータル+173.6Pの単独の2位となりました。
A2卓(勝間・森下・藤川・佐々木)
こちらも混戦の2位、3位争いの森下がプラスを伸ばせるのか?また、他の3人もマイナスを返して、残り3節に繋げられるのでしょうか?
結果は、勝間がマイナスをほぼ返済し、森下はプラスを伸ばして、3位争いに絡む+110.5Pの4位となりました。
A3卓(坂本・仁科・上村・花岡)
断トツの1位の花岡がさらにプラスを伸ばすのか?坂本が決定戦出場資格となる、2位、3位になるためにプラスを伸ばせるのでしょうか。
1回戦は爆発力のある仁科が大きなプラスをたたき、2回戦は、安定の花岡がトップをとり、仁科が+53.2P、花岡+28.6Pに対して、坂本は▲30.8Pと苦しい展開でした。
残り2回戦で、坂本が+35.9Pと巻き返し、トータル3位となりました。
貫禄の1位花岡、2位貫上に対して、今期昇級組の森下、坂本がどこまで食い下がれるかが今後の見所になりそうです。
Bリーグ第7節:吉田圭吾
B-1(掛樋、高谷、城、吉田哲)
B-2(上村、吉田圭、山室、稲岡)
B-3(吉本、原田、宮田、中川)
B-4(中安、筒井、松永、山中)
東2局 北家
ロン ドラ
稲岡から8,000のアガリをものにしこの半荘トップを取って絶好調となりました。続く2、3回戦も吉田圭が3連勝をしました。
体調が悪く調子が悪そうだった稲岡でしたが、4回戦目親でドラ単騎七対子をツモアガリ、この半荘大きくトップを取ってマイナス10.2Pにおさえた。
ツモ ドラ
いよいよBリーグも後半戦に突入し上位陣が接戦になってきました。
トップを走る山中が168.5P、2位の宮田が114.7P、3位の松永が107.4P、4位の吉田圭が101.2P、5位の稲岡が80.9Pとなりトップの山中を4人がどう交わすのか、また山中がトップの座をどう死守するのか楽しみです。
Cリーグ第2節:坂上優
『リーチ/ヤミテン』という視点からレポートを作成します。
Aルールでは、この判断が特に重要です。
一発赤カン裏ありの、即リーチとは全く違います。
1回戦 東2局
終盤になり、稲垣、長尾はそれぞれタンヤオの仕掛けがあります。
親の川上の捨て牌は中盤にを捨てていました。
そしてをあっさりツモ、4,000オール。
ツモ ドラ
タンヤオ仕掛けの場で隙を狙った冷静なアガリ、私ならリーチをかけてしまいます。
リーチをかけていれば、稲垣や長尾は果たして鳴いていたでしょうか。
きっちりアガリきることを視野に入れた冷静な判断だと思います。
3回戦 東2局
6巡目に川上がリーチと出てきます。
早いうえに好調の川上のリーチにやばいと感じた矢先に、9巡目あっさりをツモられて、3,000・6,000。
ツモ ドラ
ドラが入って跳満まで視野に入れた最高のアガリ方です。アガるべくしてアガったと思います。これでこの後戦いやすくなりました。
C2リーグ第2節:南田明宏
少しずつ秋が深まり、金木犀の花が咲き始めました。リーグは2節です。
2卓 1回戦 (起家から高橋・福原・吉田(拓)・中島)
東2局1本場
ポン ロン
高橋が中島から12,000を出アガリ、この半荘トップを取ります。
2回戦も高橋の勢いが続き、迎えた3回戦、今節からC2リーグに参戦した福原が反撃に出ました。
3回戦 (中島・福原・高橋・前川)
南1局1本場
福原の手牌
ドラ
10巡目に前川からでた1枚目の發に動かなかった。2巡後にを引き入れ打としました。
前川からを出アガリ、この半荘を逆転でトップとなりました。
この後も福原が4回戦を1人浮き、5回戦もトップを取り圧巻の麻雀でした。
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