第18期関西プロリーグ A・B・Cリーグ 第2節レポート
2019年06月24日
Aリーグ第2節:高谷圭一
今日の第2節の卓組は
1卓 勝間・辻本・宮田・稲岡
2卓 横山・米川・坂本・高谷
3卓 佐々木・藤川・吉本・城
1卓
1回戦宮田が終始アガリ続け60,000点オーバーの大トップで終えた
前節大きくマイナスしてしまった辻本、これ以上マイナスはしたくない状況化で、持ち前の我慢の麻雀でかろうじて原点キープの浮き2着。
2回戦東3局。親番の勝間はここまであまり点棒の動きがない状況で、稲岡がドラ待ちの七対子を3,000・6,000ツモアガリ、大きくリードするとそのままトップを守りきった。
続く3回戦も開局早々親番稲岡にチャンスが到来。
ポン ポン
ホンイツダブのカンのテンパイが入る。その後をツモリ、打の単騎への待ち替えをして、さらにをツモリ、打のの3面待ちへ待ち替えをして、 src=”/images/pai/01s/bal3.gif” alt=”三筒”>ピンをツモリあげ3,900オール。
ポン ポン ツモ
この3回戦も稲岡が2回戦に続き連続トップを取り、4回戦も浮きの2着。
終わってみれば稲岡が卓内トップで、前節のマイナスを返済しトータルプラスに浮上し巻き返しを図った。
2卓
1節に大きくプラスをして開幕スタートダッシュに成功した米川が今節も好調。
1回戦、米川の親番で打点こそ低いが、コンスタントにアガリつづけ得点を加算。終始危なげない展開運びをしてトップ。
坂本も少ないチャンス手をものにし浮きの2着で終えた。
2回戦目ここまで沈黙を保っていた高谷が動き出す。
東1局、親番 坂本 ドラ
南家の高谷は役牌ポンとポンでドラ単騎待ち、終盤にをツモリあげると、以降も流れを変えていくかのごとく、仕掛けを多用して、主導権を握りこの回は1人浮きのトップで終える。
しかし3回戦目またしても米川がトップを取り、坂本が浮きの2着で高谷もラス。
ここから高谷が盛り返すかと思ったが、米川が1回戦同様アガリを重ねリードを広げていく。冷静なうち回しでリードを守ったまま局を進めていき米川がトップ。坂本も安定感は抜群で浮きの2着を死守した。
対して横山はここまで3連続沈みとなかなか流れに乗れない。
4回戦目
ここまで米川と坂本が浮き、横山と高谷は沈みの状態で迎えた。
東4局 高谷親番 ドラ
親の高谷が暗カンしている状況で、カン待ちのタンヤオドラ2のテンパイ。そこに坂本が9,600点を放銃して沈み、高谷が浮きに転じた。
さらに高谷が連荘を重ねて迎えた3本場、巡目も深くなったところでタンヤオ、三色のテンパイをいれる。
これに米川がを放銃。
高谷は一気に50,000点オーバーとなり、そのまま逃げ切り1回戦同様1人浮きのトップで追えて、終わってみれば卓内トップで対局を終えた。
前節大きくマイナスしてしまった高谷は一安心といったところだろうか。
米川は前節に続きポイントを伸ばし太閤決定戦に向け大きく前進した。
今節、横山は終始厳しい展開が続き4連続沈みとなってしまったが、リーグ戦は始まったばかり次節以降の巻き返しに期待したい。
3卓
藤川が1回戦より3連続トップをとり、藤川1人が今節トータルプラスで迎えた4回戦。
佐々木が親番でツモ、リャンペーコー、ドラ2の6,000オールをアガって大きくリード。
今節がAリーグ昇級後の初対局となる城の親番。
6巡目にドラを頭にして、の両面テンパイをし、すかさずリーチ。
残りツモ巡も少なくなりこのままアガれず流局かと思われた直後、待望のをツモリあげる。
ツモ ドラ
この3,900オールで一気に浮きになり、さらにその後も連荘を繰り返し得点を加点していく中、迎えた南3局3本場に佐々木が城からピンフ、タンヤオ、イーペーコーの3,900は4,800を出アガる。
南4局 ドラ
まずは城がとのシャンポン待ちでのテンパイを入れヤミテンにかまえる。
ドラ
数巡後に藤川も待ちの七対子のテンパイをいれヤミテンにかまえる。
さらに数巡後、ドラのを引き入れすかさず打のドラ待ちリーチをいれる。
ツモれば跳満手で一気に加点のチャンス。
そして、親の吉本も河に1枚切れの単騎待ちホンイツをテンパイしていた。
藤川からリーチが入った直後の城のツモは、藤川に通っていない無筋の。
藤川の点数状況から考えても、放銃すれば間違いなく浮きから沈みになってしまうだろう。
城は長考して迷ったあげく打ちでの勝負を選択。
さらに次巡、またしても無筋のをツモ、ここはノータイムでツモ切り城もここは腹をくくっての真っ向勝負。
さらにこの切りを吉本は鳴いてチンイツに向かうこともできたが吉本はスルー。
するとなんとツモってきたのは城のロン牌である生牌のであった。
吉本は少考後、をツモ切り、城が吉本より2,600点を出アガリ対局終了となった
ひとつひとつの選択が勝負の結果を大きく左右する紙一重の戦いが行われているこのAリーグでの戦い。
まだまだ目が離せない戦いは続きます。
Bリーグ第2節:丸山直
通常の4人打ち4卓で開始された第2節。第1節を欠場の杉田にとっては開幕戦となる。
1卓(杉田・仁科・福原・丸山)
1回戦、最高打点が1,300・2,600、東場で流局が4回など、おとなしく局が進む。
チー ツモ ドラ
この1,000・2,000などコツコツと稼いだ丸山がトップ。
2回戦、杉田は東場で親の福原に連続で満貫を放銃し、南場では終盤にリーチ宣言牌で打ち出したドラで丸山に7,700など苦しい。
南4局
北家の福原が52,700。 2着目西家の丸山が47,900で以下の手。
ポン ポン ポン ドラ
この手からを加カン、嶺上牌が、もう一度加カンすると嶺上牌はなんと。満貫で連勝を決める。
ここまで前にでるも大きなマイナスを背負ってしまった杉田だが、3回戦も積極的にいきトップを取る。
4回戦、福原が南4局に1,000点をアガリ1人浮きのトップ。プラスとマイナスがはっきり分かれる1卓となった
2卓(川上・長尾 ・筒井 ・貫上)
卓内トップが川上の+12.3P、ラスが長尾の▲13.1Pと比較的小さな浮き沈みとなった。
3卓(音羽・山室・大橋 ・山中)
卓内トップが大橋の+11.7P、ラスが音羽の▲8.7Pと、一戦毎のポイント増減は大きいものの、トータルでは穏やかな結果に終わった。
4卓(上村・ 稲垣・ 辻井・中川)
第1節首位の中川は今節も好調で+45.9Pを稼ぎ、第2節終了時点で唯一の+100 P超となった。
C1リーグ前期第2節:根越英斗
うららかな陽気が暑く感じられる季節になりました。皆様はどうお過ごしになられていますでしょうか?
熱気ムンムンのC1リーグの第2節が行われました。
まずは不肖私、根越がいた3卓。対戦者は根越・後藤・辰巳・原田。
根越が2連続トップを取るも、今季好調の原田がベテランならではの老練な打ち回しで根越を追いかけます。そのまま両者のデッドヒートの煽りを食らったのが後藤。3回戦までに大きなマイナスを叩くものの、打点力には定評のある後藤。その力を最大限に発揮し、4回戦のオーラスで四暗刻をツモアガリし、マイナスを大幅に減らすことに成功しました。
1卓は(高橋・上村・吉田圭・山神)対局となりました。
2回戦までは山神が優位に対局を進めるも、3回戦、4回戦と吉田圭が大爆発し、終わってみれば+88.8Pと大きくスコアを伸ばしました。
2卓は(吉田哲・木下・掛樋・松尾)の4名での対局。
今季好調の木下が終始安定した戦いを見せ、終わってみれば木下が+29.9Pとポイントを伸ばし、前節からのポイントを伸ばす結果となりました。
4卓は(行野・中島・秋山・中野)の4名。
テクニックには定評のある中野が終始落ち着きながら対局を進めるも、中島が最終半荘で爆発し、中野と中島がプラスポイントを大きく伸ばすことに成功しました。
さて来月は早くも第3節。折り返し地点となりました。令和元年初のBリーグ行きのチケットの行方を左右する折り返しとなるのは間違いないので、気を引き締めて頑張っていきたいところです。
C2リーグ新人紹介コーナー
C2リーグは新人の紹介をさしていただきます。
①氏名
②年齢
③何期生
④好きな役
⑤好きなプロ
⑥プロになろうと思ったきっかけ
⑦麻雀に思うこと、どうなれば良いかなど自由に。
以上を書いてもらいました。
①高田みる
②_
③35期生
④純全帯么九
⑤魚谷侑未プロ
⑥私の終目標は結婚だった。それは安定、体裁、テンプレート。結婚すれば幸になれると思った。それしか見えなかった。
しかし麻雀に出会い、他の世界が見えた。こんなにも自分の精神が揺さぶられるものに初めて出会った。
そして麻雀プロというものが驚くほどキラキラして見えた。
[ 自分もなれるものなら、プロになってみたい。誰もが経験できるものではないだろうし、ここまで熱中出来るものに出会えたのであれば、これを大切にしたい。この出会いは私にとって途轍もなく大きな影響力があり、私の原動力となるものだ。]そう思った。
辛い事があるのは知っている。だからこそ感じる幸せもある。苦しい思いをするとしても努力を続けていくのであれば、いつか何処かで何かを得られるのではないかと思う。
⑦物心付く前から、麻雀が側にあった。
4人、3人、時にはペットも交えて麻雀をする事もあった。幼い私は役が分からないため、とりあえずリーチ、七対子が十八番だった。
麻雀の役を覚え、点数を覚え、麻雀がこんなにも面白いものなのだと分かった。勝ちたい、振り込みたくない、もっと勉強したいと思った。
麻雀をちゃんと覚えてからは、何時間でも打っていたかった。
飽き性の私がここまで熱中出来る麻雀は、私の心を鷲掴みにしている。
今はまだ他のプロの足元にも及ばないほどですが、だが、勝ちたい、強くなりたい。
少しずつでもいい、着実に成長していきたい。
周りには数え切れないほど、私を支えて下さる方々がいる。人との出会いを大切にし、感謝の気持ちを忘れずに、これからも麻雀と向き合っていきたい。
そしていつか、トッププロとしてファンの皆様から尊敬され愛されるような選手になりたい。
本当にまだまだ至らない点が沢山ある私ですが、ひとつひとつ頑張っていきます。
応援よろしくお願いします。
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① 丸井 一輝(まるい いっき)
② 21歳
③ 35期前期生
④ 一発
⑤ 小山剛志さん 咲-Saki-のキャラクターでは園城寺怜
⑥ 咲-Saki-という作品を見て、麻雀で腕を競い合うという競技麻雀に憧れたから。
⑦ 咲-Saki-という作品とともに、もっと多くの人に麻雀の楽しさを知ってもらい、競技麻雀というものがもっと広まっていけばいいと思います。宜しくお願いいたします。
カテゴリ:関西プロリーグ レポート