第14期関西プロリーグ A・B・Cリーグ 第2節レポート
2015年06月10日
※成績は第3節終了時のものを使用しています。
Aリーグ第1節:仁科健一郎
1卓 花岡 藤川 辻本 山本
2卓 上村 米川 貫上 仁科
3卓 西原 勝間 佐々木 原田
1、2回戦、我慢のしいられる展開だった辻本が、突如牙をむきました。
藤川の先制リーチにたいして、無筋を連打ののちツモアガった手は四暗刻。
そして、最終戦も花岡の猛追を交わしきり、終わってみれば+87.1の大勝でした。
3卓は2回戦の南場三局、トップ目の勝間の手が印象的でした。
役無しテンパイを黙って、を重ねて打として、2巡後、西原からのを出アガった。
トップ目でも高め追及をする勝間らしい1局でした。
トップをもぎ取れば、ここから3連勝して+87.3の大勝となりました。
上位陣総入れ替えの春の嵐のような第2節が終了し、残り8節予想のできない展開となる予感がします。
Aリーグ
順位 | 名前 | 1節 | 2節 | 3節 | 4節 | 5節 | 6節 | 7節 | 8節 | 9節 | 10節 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 仁科健一郎 | 4.7 | 84.5 | 42.8 | 132.0 | |||||||
2 | 辻本 翔哉 | 10.5 | 87.1 | 14.8 | 112.4 | |||||||
3 | 勝間 伸生 | ▲ 43.8 | 87.3 | 6.6 | 50.1 | |||||||
4 | 山本 善嗣 | 28.7 | ▲ 26.3 | 37.4 | 39.8 | |||||||
5 | 花岡 章生 | 7.9 | ▲ 4.1 | 6.9 | 10.7 | |||||||
6 | 上村 宜久 | 9.1 | ▲ 12.2 | 13.6 | 10.5 | |||||||
7 | 藤川 議次 | 50.4 | ▲ 56.7 | ▲ 0.7 | ▲ 7.0 | |||||||
8 | 原田 保正 | ▲ 9.6 | ▲ 2.4 | ▲ 1.3 | ▲ 13.3 | |||||||
9 | 貫上 洋志 | ▲ 29.6 | 17.1 | ▲ 4.9 | ▲ 17.4 | |||||||
10 | 西原 佳隆 | 46.8 | ▲ 52.9 | ▲ 57.7 | ▲ 63.8 | |||||||
11 | 米川 基紀 | ▲ 10.9 | ▲ 89.4 | 0.1 | ▲ 100.2 | |||||||
12 | 佐々木 亮 | ▲ 64.2 | ▲ 32.0 | ▲ 57.6 | ▲ 153.8 |
Bリーグ第1節:森下恭好
5/17まるで夏を思わせる陽気な日にプロリーグ第2節が始まりました。
組合せは以下の通りです。
B-1卓、玉木、掛樋、筒井、坂本
B-2卓、堀、中安、宮田、松永
B-3卓、中川、山中、上村、稲岡
B-4卓、延原、吉田、森下、吉本。
2卓、3回戦南3局1本場、
ポン ポン ドラ
これがテンパイを果たしていた堀からがこぼれ、8,000は8,300のアガリとなりました。
オーラス、堀も意地を見せて、
ドラ
七対子ドラ2をアガるが、連荘できず、宮田の逃げ切りとなりました。
1卓ではベテラン2人を抑えて筒井、坂本がプラスとなりました。
3卓では若手3人がプラスとなり終了となりました。
4卓では最後まで緊迫した鍔迫り合いとなり横並びで終了となりました。
Bリーグ
順位 | 名前 | 1節 | 2節 | 3節 | 4節 | 5節 | 6節 | 7節 | 8節 | 9節 | 10節 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 森下 恭好 | 94.1 | ▲ 1.5 | 46.7 | 139.3 | |||||||
2 | 中安 武尊 | 30.3 | 37.1 | 23.7 | 91.1 | |||||||
3 | 宮田 豊夢 | ▲ 4.7 | ▲ 13.4 | 97.1 | 79.0 | |||||||
4 | 吉田 哲史 | 21.3 | 4.1 | 18.5 | 43.9 | |||||||
5 | 松永 侑己 | 60.8 | 39.8 | ▲ 63.1 | 37.5 | |||||||
6 | 上村 政雄 | ▲ 34.7 | 10.0 | 48.9 | 24.2 | |||||||
7 | 坂本 誠裕 | ▲ 1.4 | 8.2 | 17.1 | 23.9 | |||||||
8 | 山中 翼 | ▲ 33.1 | 29.9 | 27.1 | 23.9 | |||||||
9 | 筒井 宏晶 | 10.1 | 23.3 | ▲ 15.4 | 18.0 | |||||||
10 | 吉本 卓矢 | ▲ 27.3 | 6.3 | ▲ 11.9 | ▲ 32.9 | |||||||
11 | 稲岡 ミカ | 15.2 | 0.5 | ▲ 58.3 | ▲ 42.6 | |||||||
12 | 延原 明美 | ▲ 23.8 | ▲ 8.9 | ▲ 23.4 | ▲ 56.1 | |||||||
13 | 掛樋 忠雄 | ▲ 11.2 | ▲ 20.3 | ▲ 30.7 | ▲ 62.2 | |||||||
14 | 中川 保 | ▲ 36.6 | ▲ 40.4 | ▲ 10.2 | ▲ 87.2 | |||||||
15 | 玉木 章司 | ▲ 54.7 | ▲ 31.2 | ▲ 34.0 | ▲ 119.9 | |||||||
16 | 堀 昭義 | ▲ 26.3 | ▲ 63.5 | ▲ 54.1 | ▲ 143.9 |
C1リーグ前期第1節:高谷圭一
今回巻き返しを計りたいもの、昇級争いに名乗りをあげたいもの、思いはさまざまの中で第2節が行われました。
まずは1卓。
前節大きく出遅れた吉田が好調でノーラスフィニッシュを決め、前節の借金を大幅に返済した形となりました。
山神は終始安定した打ち回しでプラス、高谷も3回戦まで苦戦するも4回戦目でトップを取り、かろうじてプラスに。
現在断トツ首位の川上は更なるポイントを重ね、一気に昇級確定とさせたいところでしたが、他の3人がそれを許さず3ラスを食らい今回はマイナスフィニッシュとなりました。
(結果)
吉田 +27.4P(1-3-0-0)
山神 +2.9P(1-1-1-1)
高谷 +1.4P(1-0-3-0)
川上 ▲31.7P(1-0-0-3)
つづく2卓は
前回大きめのプラスでスタートダッシュを成功させた山室が今節も好調のようです。
トップこそないものの終始ポイントを重ねて、終わってみれば卓内トップ
田村と中野は今節もポイントを重ねて、昇級争いに名乗りをあげたいところであったが、大きめのマイナスを叩いてしまい、昇級争いが遠のく形となってしまいました。
前節大きくマイナスを叩いてしまって今節巻き返しを計りたい大橋は、
2回戦目終了時には、2二回戦トータルポイント+70P台を叩きだし、前節の借金を返済し、一気に波に乗るかと思われたが、3回戦、4回戦で失速してしまい、今節まだまだ厳しい戦いが続く形となりました。
(結果)
秋山 +37.7P(0-4-0-0)
大橋 +28.4P(2-0-1-1)
田村 ▲32.8P(1-0-1-2)
中野 ▲33.3P(1-0-2-1)
3卓は
秋山が序盤から親倍炸裂させ終始好調ぶりを持続、終わってみれば70P台のプラスを叩きだし、一躍トータルポイント2位まで浮上して、首位川上に7.7P差まで詰め寄ってきた。
丸山は3回戦目で+30P台の大きめのトップを取り、今節はプラスフィニッシュで次節以降、更なる巻き返しに期待がもてる形となってきました。
富田、赤木は前節同様 不調で借金を増やし降級の危機に立たされています。
二人は次節正念場となりそうです。
(結果)
秋山 +76.3P(2-2-0-0)
丸山 +21.6P(1-1-1-1)
赤木 ▲26.7P(1-1-1-1)
富田 ▲71.2P(0-0-2-2)
そして4卓は
後藤がトップこそないものの、ラスもなく小さいながらもプラスで卓内トップとなり、
井原は前節同様きっちりプラスで終え、昇級争いに名乗りをあげている
三好は二回戦までは大きくマイナスであったが、三回戦以降巻き返し今節なんとか持ちこたえることができました。
木下はトップラスの波の激しい形となりマイナスフィニッシュとなっています。
(結果)
後藤 +15.2P(0-2-2-0)
井原 +10.6P(1-1-1-1)
三好 ▲3.1P(1-1-1-1)
木下 ▲22.7P(2-0-0-2)
独走状態かと思われた川上の失速と、秋山、山室の追い上げで昇級争いからますます目が離せなくなってきました。
C1リーグ
順位 | 名前 | 1節 | 2節 | 3節 | 4節 | 5節 | 6節 | 7節 | 8節 | 9節 | 10節 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 高谷 圭一 | 0.6 | 1.4 | 95.5 | 97.5 | |||||||
2 | 川上 直也 | 134.3 | ▲ 31.7 | ▲ 10.5 | 92.1 | |||||||
3 | 山室 太二 | 34.8 | 37.7 | 12.2 | 84.7 | |||||||
4 | 秋山 淑子 | 18.6 | 76.3 | ▲ 30.7 | 64.2 | |||||||
5 | 後藤 俊孝 | ▲ 0.2 | 15.2 | 14.5 | 29.5 | |||||||
6 | 大橋 慶一郎 | ▲ 56.7 | 28.4 | 41.1 | 12.8 | |||||||
7 | 田村 豊 | 18.5 | ▲ 32.8 | 24.4 | 10.1 | |||||||
8 | 木下 恭子 | 12.9 | ▲ 22.7 | 16.0 | 6.2 | |||||||
9 | 丸山 直 | ▲ 32.0 | 21.6 | ▲ 6.0 | ▲ 16.4 | |||||||
10 | 中野 孝治 | 19.1 | ▲ 33.3 | ▲ 9.9 | ▲ 24.1 | |||||||
11 | 吉田 圭吾 | ▲ 37.5 | 27.4 | ▲ 19.2 | ▲ 29.3 | |||||||
12 | 伊原 達矢 | 34.4 | 10.6 | ▲ 77.0 | ▲ 32.0 | |||||||
13 | 三好 直幸 | ▲ 21.6 | ▲ 3.1 | ▲ 15.9 | ▲ 40.6 | |||||||
14 | 山神 剛 | 22.6 | 2.9 | ▲ 74.8 | ▲ 49.3 | |||||||
15 | 富田 淳一 | ▲ 35.8 | ▲ 71.2 | 4.4 | ▲ 102.6 | |||||||
16 | 赤木 由実 | ▲ 114.0 | ▲ 26.7 | 35.9 | ▲ 104.8 |
C2リーグ前期第1節:城裕介
担当の私が別日対局のため、本日はその様子を書きたいと思います。
対局者(城、鎌田、木下、土田、阪上)
1節までの成績でトップと2着の対決なので、他の人たちには有利なのかな?と思われました。
色々ありましたけれど、結局は阪上が噴いて終了という印象でした。
何をしてもアガれそうでした(笑)
反対に鎌田は、薄そうな待ちでリーチして空振りばかり、そんな印象でした。
実力的には木下が勝ちあがりそうな感じでした、が、阪上がプラス80をたたいての快挙で逃げを許さなかった。
私の気持ち的には木下をプラスにして鎌田、城ともにプラマイゼロくらいが理想でしたが、やはり麻雀は難しいなぁと思いました。
私自身もプラスなのでほっとしましたが、やはり悔しい思いはありました。
リベンジをがんばります。
昇級に向かってまだまだこれからです。諦めず頑張ってほしいと思います。
C2リーグ(別日対局があるため2節目まで反映)
順位 | 名前 | 1節 | 2節 | 3節 | 4節 | 5節 | 6節 | 7節 | 8節 | 9節 | 10節 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 鎌田 周平 | 108.6 | ▲ 15.5 | 93.1 | ||||||||
2 | 坂上 優 | 7.0 | 82.1 | 89.1 | ||||||||
3 | 城 裕介 | 67.2 | 16.1 | 83.3 | ||||||||
4 | 髙橋 悟志 | 25.6 | 55.6 | 81.2 | ||||||||
5 | 小西 輝彦 | 15.8 | 42.2 | 58.0 | ||||||||
6 | 赤木 里恵 | 37.5 | ▲ 3.5 | 34.0 | ||||||||
7 | 小川 稔貴 | ▲ 23.7 | 45.2 | 21.5 | ||||||||
8 | 吉田 拓也 | ▲ 3.5 | 6.2 | 2.7 | ||||||||
9 | 只野 真理子 | ▲ 15.6 | 0.0 | ▲ 15.6 | ||||||||
10 | 辻井 稜真 | 29.3 | ▲ 48.2 | ▲ 18.9 | ||||||||
11 | 木下 誠二郎 | 32.3 | ▲ 58.3 | ▲ 26.0 | ||||||||
12 | 大久保 朋美 | ▲ 25.2 | ▲ 2.3 | ▲ 27.5 | ||||||||
13 | 長尾 浩平 | ▲ 28.1 | ▲ 9.8 | ▲ 37.9 | ||||||||
14 | 南田 明宏 | 1.5 | ▲ 44.9 | ▲ 43.4 | ||||||||
15 | 辰巳 晴基 | ▲ 51.4 | ▲ 5.1 | ▲ 56.5 | ||||||||
16 | 長野 恵美 | ▲ 21.4 | ▲ 38.8 | ▲ 60.2 | ||||||||
17 | 前川 憲一 | ▲ 78.5 | 0.0 | ▲ 78.5 | ||||||||
18 | 高橋 正人 | ▲ 35.0 | ▲ 46.6 | ▲ 81.6 | ||||||||
20 | 土田 小緒里 | ▲ 42.4 | ▲ 174.4 | ▲ 216.8 |
カテゴリ:関西プロリーグ レポート