第15期関西プロリーグ A・B・Cリーグ 第6節レポート
2016年10月11日
Aリーグ第6節:坂本誠裕
少し涼しくなってきたように思います。リーグ戦も折り返しの第6節となりました。
それぞれが今の順位より上へと、上位の方はその立場を譲らない戦いがはじまりました。
1卓(佐々木・西原・貫上・仁科)
好調の貫上がポイントを伸ばすのか?ベテラン佐々木がマイナスをどのように返すのかが見所となります。
結果は、佐々木、貫上がしっかりプラスを叩き、西原と仁科がマイナスになりました。やはりここ一番は経験がものを言うのでしょうか?
2卓(藤川・坂本・米川・花岡)
今期初めての花岡との対局にガチガチの自分がいました。
1回戦は藤川、坂本がプラスで、米川と花岡がマイナス。ひょっとしたらと甘い考えが浮かびましたが…。
2回戦、花岡の親番、連荘が続く。バランスの取れた無理のないアガリでした。
そのきっかけになった跳満のアガリに、裁きにいった藤川でしたが勢いに押されてしまいます。が、この日は藤川の攻守のバランスの良さに目を奪われました。
3卓(森下・上村・勝間・辻本)
勝間が大きなプラスを叩き、第1節、第2節大きくプラスして先行した辻本が、まさかのマイナス域に突入してしまった。
これだから麻雀何があるかわかりません。
4位から下が全てマイナスとなった特殊な状況になってしまいました。
2位から4位が団子状態、激しい入れ替わりがありえる次の第7節は、また面白くなりそうです。
Bリーグ第6節:吉田圭吾
4卓(吉田圭・中安・中川・高谷)
1回戦 南1局 西家 中川
ポン ポン チー ツモ ドラ
2,000・4,000のツモアガリで初戦トップを取る。
2回戦 南3局 東家 中安
この手牌から打。そして、をポンしてテンパイ後ツモ
ポン ツモ
この6,000オールのアガリ。なかなか真似できない手筋であろう、これで中安のトップ。
3回戦 南1局 西家 高谷
ツモ ドラ
ツモリ四暗刻の8,000・16,000をアガリ3回戦トップとなる。
4回戦 南4局 南家 吉田圭
ポン ポン ロン
12,000をアガリかろうじてトップを奪取しました。
Bリーグは5節まで上位陣が混戦状態だったが6節が終わり山中と宮田が+100P越えで抜け出しました。
3位以下の選手がどうやって食らいついていくのか後半戦も楽しみになりそうです。
C1リーグ第1節:坂上優
吹く風もすっかり秋めいてきたが、そんな中激闘の戦いが始まりました。
今回は『冷静な判断』という視点からレポートを作成します。
麻雀は精神力が非常に重要であり、判断すべき時に軸をぶらさず、冷静に判断をする事が求められます。
経験の少ない私でさえ、極限の状態から判断をしなければならない時があるが、
頭が真っ白になり、判断を誤ることがしばしばあります。ご存知の通り麻雀はこの一瞬の判断が命取りになる競技です。
南4局 オーラス
ここまでトータルで山神+70.4P、辻井+1.9、稲垣▲10.8P、坂上▲61.5P
親 辻井
辻井51,000、山神20,600、稲垣16,000、坂上32,400
辻井が断トツのトップで、私は三暗刻倍満まで見ていました。
ドラ
しかし手が進まず終盤に差し掛かり、結局を山神からポンテン。
ポン ドラ
2巡後、山神があっさりをツモ。700・1,300、トータルトップを死守して終了しました。
ツモ ドラ
私は山神の打ち方を拝見する機会が多いし、学ぶことも多く、密かに尊敬の念を抱いています。
今回もそれが垣間見えた見事なアガリでした。
三色跳満まで視野に入れた、非常に腰の据わった冷静な判断でのアガリだったと思います。
C2リーグ第1節:南田明宏
はじめまして、31期生、南田 明宏と申します。
今期C2リーグのレポートを初めて担当させていただきます。
文章力が未熟でありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
半年間ですが宜しくお願い致します。
1卓(高橋・中野・南田・中島)
前期惜しくも降級してしまった中野が1回戦トップ、高橋が2回戦1人浮きのトップを取ります。
2回戦終了時 (高橋+34.8P 中野+23.2P 南田▲9.3P 中島▲48.7P)
ここまで苦しい展開が続いていた南田、中島でしたが3回戦、4回戦で南田がトップを取れば、2着に中島が入りマイナスポイントを減らしました。
結果 、高橋▲8.4P 中野+2.0P 南田+41.7P 中島▲35.3Pとなりました。
2卓、3回戦 (吉田・冨田・前川・伊原)
東2局2本場
ツモ ドラ
冨田がリーチ後、ドラ3をツモアガリすると、
東2局3本場、
前川が先制リーチ、吉田が仕掛けを入れて冨田の親番を降ろしに行きます、そこへ伊原が追っかけてリーチ、そして、次巡ツモアガリ。
その手牌は、なんと四暗刻。
ツモ
好調だった冨田に手痛い親被りを成功させトップ奪いました。
結果 (前川▲11.7P 伊原+14.6P 冨田▲24.1P 吉田(拓)21.2P)となりました。
第1節が終わりポイント差が開いているわけでも無いので次節も熾烈な闘いな続きそうです
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