第22期皇帝位決定戦レポート
2022年02月11日
第22期皇帝位決定戦出場した選手は
柴田祐一朗・氏家義成・松尾樹宏・竹田巧の4名。
1回戦は元最強位の氏家がオーラスに逆転トップを奪い好スタートを切るも、2回戦・3回戦で痛恨のラスを引き優勝争いから脱落。
逆に1回戦で1人沈みのラスを引いた竹田が、2回戦で1人浮きのトップを奪うと
3回戦も6,000オールで2戦連続1人浮きで最終戦をトップで迎えました。
最終戦の東1局、竹田を追いかける柴田が
役無しテンパイからポンして切り、
フリテンのをチーして切りと粘り強くテンパイを維持して連荘すると
絶対に親番を手放さないと、次局も形式テンパイを目指した仕掛け
氏家のリーチを受けた柴田は形式テンパイ取らずに迂回を選択していたが
これがタンヤオドラ3に化けて3,900オールのアガリとなり、トータルで竹田をかわしてトップ目に立ちました。
離されてしまった3番手の松尾は、跳満をツモって維持を見せるも、それ以後は柴田と竹田が交互にアガる2人の戦い。
南3局1本場に七対子ドラ2をアガって7.6ポイントリードした柴田は
アガれば優勝のオーラスで、仕掛けてタンヤオテンパイのカン待ち。
その柴田のロン牌が出ない形で追いついた竹田は、ドラがトイツでアガれば逆転の待ちでリーチ。
どちらに転んでもおかしくない最後の勝負は、山に1枚残っていたが柴田の元へ舞い込み決着。
第22期皇帝位に柴田祐一朗が輝きました。
<第22期皇帝位決定戦成績>
柴田+34.4P 竹田+22.6P 松尾▲7.5P 氏家▲49.5P
(文:越野智紀)
カテゴリ:九州プロリーグ レポート