第9期 静岡プロリーグ 第4節レポート
2013年07月31日
梅雨が明けて息つく間もない7月の折、静岡プロリーグ第4節が行われた。
3節を終え、首位から17位までのポイント差が約200ポイント。
下位の者はそろそろ巻き返しを図りたいところ。上位の者もポイントの上積みを目論む。
それぞれの思惑が交錯する中、対局が開始された。
この日の注目1人目は渡辺プロ。
+54.9Pで順位を14位から5位と大幅に上げた。
渡辺の持ち味は手役派で打点が高いこと。
東京のリーグ戦にも参加しており、麻雀に対する姿勢も見習う所が多い。
ウィークポイントは、後手を踏んだ時の踏込と、リーチと仕掛けが素直すぎる所か。
これが修正されれば、優勝争いに食い込んでくるだろう。
そして2人目は鈴木雅プロ。
こちらも+45.5Pとポイントを伸ばし、順位も15位から6位に上げ優勝の見える位置に着けた。
鈴木雅プロの一番の長所は、打牌のトーンが変わらないところ。
危険牌を打つ時も、テンパイの打牌をする時も同じリズム・同じトーンで打つ。
私は、
「打牌のトーンでテンパイ気配が出る。」
とよく指摘される。
普段から気を付けるようにはしているのだが、気持ちが入りすぎている場合や、気を抜くとすぐに悪い癖が出てしまう。
今節、不調に苦しんだのが、朝比奈プロと岡本プロ。
朝比奈プロは5位から10位・岡本プロは7位から14位と順位を下げてしまった。
これからの静岡支部の発展の為必要となってくる若い2人。
今後の奮起に期待したい。
これで4節が終了した。
上位3名が少し抜けた展開になったが、大した差ではない。
静岡の頂点を目指し、今後も熱い闘いが繰り広げられるだろう。
順位 | 名前 | 1節 | 2節 | 3節 | 4節 | 5節 | 6節 | 7節 | 8節 | 9節 | 10節 | 合計 | 順位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 太田 昌樹 | 99.0 | ▲ 4.0 | 36.2 | 0.0 | 131.2 | 1 | ||||||
2 | 鈴木 秀幸 | 0.0 | 72.5 | 8.3 | 28.1 | 108.9 | 2 | ||||||
3 | 鷲見 隼人 | 51.8 | 0.0 | ▲ 10.3 | 60.0 | 101.5 | 3 | ||||||
4 | 鈴木 郁孝 | 0.0 | ▲ 12.6 | 53.2 | ▲ 17.4 | 23.2 | 4 | ||||||
5 | 渡辺 洋巳 | ▲ 31.0 | ▲ 7.4 | 0.0 | 54.9 | 16.5 | 5 | ||||||
6 | 鈴木 雅人 | ▲ 0.6 | 0.0 | ▲ 38.2 | 45.5 | 6.7 | 6 | ||||||
7 | 石原 将樹 | 0.0 | 24.2 | ▲ 9.5 | ▲ 9.4 | 5.3 | 7 | ||||||
8 | 徳永 翔 | 11.4 | 25.9 | ▲ 52.5 | 0.0 | ▲ 15.2 | 8 | ||||||
9 | 杉村 泰治 | ▲ 20.2 | ▲ 26.1 | 34.3 | ▲ 3.6 | ▲ 15.6 | 9 | ||||||
10 | 朝比奈 諒 | ▲ 3.5 | 0.0 | 38.4 | ▲ 52.1 | ▲ 17.2 | 10 | ||||||
12 | 越川 清一 | ▲ 23.0 | ▲ 54.8 | 57.6 | ▲ 4.0 | ▲ 24.2 | 12 | ||||||
11 | 坪井 哲也 | 0.0 | ▲ 1.2 | ▲ 25.3 | 1.2 | ▲ 25.3 | 11 | ||||||
13 | 望月 雅継 | 33.3 | 0.0 | ▲ 64.3 | 0.0 | ▲ 31.0 | 13 | ||||||
14 | 岡本 和也 | 0.0 | 34.7 | ▲ 22.8 | ▲ 61.8 | ▲ 49.9 | 14 | ||||||
15 | 平岡 理恵 | ▲ 43.2 | ▲ 13.7 | ▲ 5.4 | 0.0 | ▲ 62.3 | 15 | ||||||
16 | 鮎川 卓 | ▲ 2.4 | ▲ 38.5 | 4.1 | ▲ 33.2 | ▲ 70.0 | 16 | ||||||
17 | 長内 真実 | ▲ 73.6 | 0.0 | ▲ 4.8 | 0.0 | ▲ 78.4 | 17 |
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