静岡プロリーグ レポート

第9期 静岡プロリーグ 第7節レポート

木々の葉もすっかり色づく10月の折、静岡プロリーグ第7節が行われた。
別日対局も順次行われ、それぞれのポイントが出そろってきた。
ここまで来ると、自分のポイントを見据え何をすべきかが明確になってくる。

この日の主役は、杉村プロ。
なんと、+127.7Pで順位を4位まで上げた。
もともと安定感と守備力に定評がある選手。
一気に、静岡プロリーグ制覇が見えてきた。

そして僭越ではございますが、暫定首位に立ったのは私、鷲見。
幸運と展開に恵まれ、ポイントを伸ばす事が出来た。
2位の鈴木秀プロとの差は、約80P。
しかし後3節、すんなり行くとは思っていない。
一層気を引き締め、今後の対局に臨みたいと思う。

残り3節となり、優勝の可能性がほとんど無くなった選手も出てきた。
しかしここから、どのような心がけで対局に臨むかがとても大事なのだと思う。
優勝争いをしている選手の意識が高いのは当たり前。
そうでない選手の意識が、高く保たれていることを強く願う。

望月支部長から
「年々プロテストの合格が難しくなっている。」
という話を聞いた。
この話を聞く度に、
「僕は、麻雀プロと名乗って良いのだろうか?」
という気持ちでいっぱいになる。
これは普段の努力・精進が足りないという事に他ならない。
「僕は、日本プロ麻雀連盟の一員です!」
と胸を張って言えるよう、日々の精進を怠らないようにしたいと思う。

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計
1 鷲見 隼人 51.8 ▲ 2.8 ▲ 10.3 60.0 ▲ 51.6 73.4 84.6 205.1
2 鈴木 秀幸 0.8 72.5 8.3 28.1 38.5 24.4 4.6 177.2
3 太田 昌樹 99.0 ▲ 4.0 36.2 15.1 ▲ 12.0 ▲ 0.6 ▲ 6.9 126.8
4 石原 将樹 40.4 24.2 ▲ 9.5 ▲ 9.4 40.3 44.3 ▲ 19.0 111.3
5 杉村 泰治 ▲ 20.2 ▲ 26.1 34.3 ▲ 11.8 17.8 ▲ 31.4 127.7 90.3
6 望月 雅継 33.3 3.2 ▲ 64.3 13.0 ▲ 30.4 71.8 49.6 76.2
7 渡辺 洋巳 ▲ 31.0 ▲ 7.4 ▲ 6.9 54.9 90.9 0.0 ▲ 72.2 28.3
8 朝比奈 諒 ▲ 3.5 ▲ 5.1 38.4 ▲ 52.1 34.2 ▲ 20.6 27.8 19.1
9 鈴木 郁孝 52.7 ▲ 12.6 53.2 ▲ 17.4 ▲ 37.3 0.0 ▲ 43.6 ▲ 5.0
10 鮎川 卓 ▲ 2.4 ▲ 38.5 4.1 ▲ 33.2 ▲ 1.6 46.6 9.2 ▲ 15.8
11 平岡 理恵 ▲ 43.2 ▲ 13.7 ▲ 5.4 33.4 ▲ 44.3 ▲ 25.4 30.4 ▲ 68.2
12 越川 清一 ▲ 23.0 ▲ 54.8 57.6 ▲ 4.0 ▲ 28.6 0.0 ▲ 25.1 ▲ 77.9
13 坪井 哲也 0.0 ▲ 1.2 ▲ 25.3 1.2 ▲ 24.2 ▲ 29.5 ▲ 6.0 ▲ 85.0
14 岡本 和也 0.0 34.7 ▲ 22.8 ▲ 61.8 ▲ 12.8 ▲ 47.5 ▲ 25.1 ▲ 135.3
15 長内 真実 ▲ 73.6 ▲ 58.7 ▲ 4.8 ▲ 6.9 5.2 0.0 0.7 ▲ 138.1
16 徳永 翔 11.4 25.9 ▲ 52.5 ▲ 44.8 ▲ 26.6 ▲ 50.3 ▲ 11.9 ▲ 148.8
17 鈴木 雅人 ▲ 0.6 0.0 ▲ 38.2 45.5 ▲ 10.1 ▲ 106.6 ▲ 77.2 ▲ 187.2