東北プロリーグ レポート/第21期東北プロリーグ 第4節レポート
2013年07月31日
1卓(佐藤、吉田、皆川、渡部)
東1局に、北家の渡部が七対子の先制リーチ。
西家の皆川が、数巡後に追っかけリーチ。こちらはツモり四暗刻。
どちらかのアガリだろうと思っていたら、さらに南家の吉田がリーチ。
すぐに吉田がツモアガリ、メンタンピンツモドラ2の跳満。
このアガリはあったのだが、結果、吉田の+3.4Pと僅差のトップとなった。
逆に、親っかぶりの佐藤はプラスの2着になり、粘りを見せ、2回戦から3連勝。
渡部は4ラスでトータル7位まで順位を落とした。
2卓(今、工藤、泉、高橋、杜)
1着1着と連勝スタートの泉と、2着2着の杜といい感じで迎えた3回戦に波乱が待っていた。
泉が親の時、今が倍満をツモ。工藤が親で満貫、倍満ツモと大荒れ。
2人共ドラ暗刻の手…。 体重100キロオーバーの2人。……ツキも太い。
ただ、泉も杜も荒れた展開でもマイナスを抑えているのはさすが。
今期不調の高橋だが、今後の奮起に期待したい。
3卓(平田、遠藤、青木、粕谷、東)
トータル1位の遠藤が1回戦トップ。青木の1人沈みと今期を象徴する結果に。
しかし、遠藤は4着4着3着と結果マイナスに終わった。
トップは無いもののオールプラスで粕谷がトータル6位に浮上。
1位は遠藤だが2位の佐藤と4.3P差と一気に縮まった。
これからの2人の熱い戦いと、ここに誰が割り込んでくるのか楽しみだ。
Aリーグ
順位 | 名前 | 1節 | 2節 | 3節 | 4節 | 5節 | 6節 | 7節 | 8節 | 9節 | 10節 | 合計 | 順位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 遠藤昭太 | 94.6 | 73.8 | ▲ 24.3 | ▲ 23.6 | 120.5 | 1 | ||||||
2 | 佐藤大介 | ▲ 5.8 | 17.1 | 57.6 | 47.3 | 116.2 | 2 | ||||||
3 | 皆川直毅 | 42.8 | ▲ 34.2 | 69.4 | ▲ 1.2 | 76.8 | 3 | ||||||
4 | 泉亮多 | ▲ 4.6 | 9.9 | 40.5 | 4.1 | 49.9 | 4 | ||||||
5 | 工藤宏紀 | 1.8 | 1.7 | 8.4 | 25.3 | 37.2 | 5 | ||||||
6 | 粕谷勇吉 | ▲ 11.2 | 18.4 | ▲ 27.7 | 44.5 | 24.0 | 6 | ||||||
7 | 渡辺稔 | 55.1 | 25.6 | ▲ 37.9 | ▲ 56.1 | ▲ 13.3 | 7 | ||||||
8 | 今貴聡 | ▲ 20.4 | 12.6 | ▲ 43.9 | 34.9 | ▲ 16.8 | 8 | ||||||
9 | 平田孝章 | 9.1 | ▲ 35.7 | 21.7 | ▲ 23.6 | ▲ 28.5 | 9 | ||||||
10 | 東幸一郎 | 12.7 | 19.6 | ▲ 100.0 | 19.4 | ▲ 48.3 | 10 | ||||||
11 | 杜麻沙也 | ▲ 57.5 | ▲ 14.6 | 1.6 | ▲ 13.5 | ▲ 84.0 | 11 | ||||||
12 | 青木武 | ▲ 31.5 | ▲ 6.5 | ▲ 30.3 | ▲ 16.7 | ▲ 85.0 | 12 | ||||||
13 | 吉田勝弥 | 0.6 | ▲ 63.7 | ▲ 36.7 | 5.0 | ▲ 94.8 | 13 | ||||||
14 | 高橋清隆 | ▲ 58.6 | ▲ 20.9 | ▲ 0.4 | ▲ 50.8 | ▲ 130.7 | 14 |
新田が1人抜け出た状態で迎えた第4節。誰が新田の独走を止めるのか?
1卓(三井、佐々木、大里、佐藤)
1回戦目は、佐藤が序盤の跳満ツモのリードを守って進めていき、ラス親でも3,900オールをツモって1人浮き終了と、絶好のスタートを切る。しかしこの卓の主役は他にいた。
2回戦目、細かいアガリで場をリードしていくのは三井。
佐藤も喰い仕掛けなどで追いすがるも、三井のダブリー七対子が決まって勝負あり。
この半荘を制すと、続く3回戦は独走状態で1人浮き。
4回戦は、互いに満貫、跳満が飛び交う荒れ場となるものの、三井の仕上がりが他より勝って+27.6Pのトップで3連勝を飾った。
結果、三井は+89.3Pの高得点を叩き出した。
また、佐藤もプラスでまとめて、4節連続プラス成績継続と順調だ。
2卓(斎藤、早坂、安ヶ平、新田)
この卓は、ダントツの新田を他の3人が如何に抑えるかがテーマ。
1回戦目は、安ヶ平が喰い仕掛けからの1,600・3,200、その分の浮きをしっかり守りトップ。
2回戦は、後半新田が親満ツモから勢いをつけて+20.6Pのトップをとる。
またも新田が走ってしまうのかと思われたが、ここから他の3人が踏ん張りを見せる。
3回戦目、序盤から満貫級の応酬で、早坂、安ヶ平、斎藤の3人がアガリ合い、結果は平たくなったものの新田を1人沈みにする。
4回戦目は安ヶ平、新田が先行する展開だったが、南3局、早坂が新田から11,600を直撃させ、オーラスでも安ヶ平から8,000直撃で1人浮きトップを飾った。
4回戦を終えて卓内1位は斎藤。トップはないものの、新田を原点割れさせるなど各所で仕事をこなし、2、2、3、3と平均的にプラスを重ねた。
新田は3人にしっかりとマークされてラスになったものの、▲19.5Pで大きく沈む事は避けた。
新田がマイナスになったことと、三井が爆発したことで、総合順位は三井が新田を追い抜いた。
また、他の面々にも可能性はある。2人に追いつくよう頑張ってもらいたい。
Bリーグ
順位 | 名前 | 1節 | 2節 | 3節 | 4節 | 5節 | 6節 | 7節 | 8節 | 9節 | 10節 | 合計 | 順位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 三井光一 | ▲ 13.8 | 36.9 | ▲ 4.5 | 89.3 | 107.9 | 1 | ||||||
2 | 新田大輔 | 37.2 | 0.2 | 65.8 | ▲ 19.5 | 83.7 | 2 | ||||||
3 | 佐藤晃大 | 3.3 | 18.0 | 2.5 | 18.9 | 42.7 | 3 | ||||||
4 | 安ヶ平浩希 | ▲ 14.5 | 24.3 | 10.0 | 10.6 | 30.4 | 4 | ||||||
5 | 大里奈美 | 18.1 | ▲ 60.9 | 61.5 | ▲ 51.3 | ▲ 32.6 | 5 | ||||||
6 | 早坂和人 | ▲ 17.6 | ▲ 22.7 | ▲ 6.2 | ▲ 7.0 | ▲ 53.5 | 6 | ||||||
7 | 斎藤智大 | ▲ 7.9 | ▲ 1.8 | ▲ 74.0 | 15.9 | ▲ 67.8 | 7 | ||||||
8 | 佐々木啓文 | ▲ 15.0 | ▲ 49.0 | ▲ 57.1 | ▲ 56.9 | ▲ 178.0 | 8 |
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