第3期鸞和戦ベスト16A卓レポート
2023年05月02日
【「柴田」対決は吉和がベスト8へ。静岡チャンピオン川崎も勝ち上がり】
第3期鸞和戦のベスト16初戦となるA卓は、HIRO柴田・柴田吉和・川崎義之・田代航太郎による対戦。
鳳凰位に就いたHIRO柴田はここからの参戦となる。
1回戦は南2場の親番で川崎がラッシュ。まず、柴田吉和からリーチ・ドラ3の12,000を仕留めると、1本場には・ホンイツ・ドラの4,000オール(+300)。
この2局で大きく稼いだ川崎がまずトップを奪う。
続く2回戦は4者接戦のまま迎えたオーラスに、役牌2種を鳴いてドラ1の柴田吉和がHIRO柴田から3,900をアガって1人浮きに成功。
初戦大きなラスを引いた柴田吉和が巻き返しに成功する。
3回戦は南2局7本場に大きなヤマ場。田代がピンフ・一気通貫・ドラをヤミテンに構えると、リーチをかけたHIRO柴田からが出て7,700(+3,100)のアガリ。
放銃したHIRO柴田は南3局にリーチ・タンヤオ・ピンフ・ツモ・ドラの2,000・4,000をアガってすぐさま失点を取り返す。
ただ南4局。親番で先制リーチをかけたHIRO柴田に対し、勝ち抜けへ浮きを目指したい田代が抵抗。
14巡目には、リーチをかけてでアガれば浮きを果たせるテンパイが入る。
しかしこれをツモ切りで拒否すると、次巡には三色が確定する引き。どこからでもアガれば浮きになる条件ができると、直後にHIRO柴田からでアガリ、7,700(+1,000)。
田代に手痛い2度の放銃を喫したHIRO柴田がここで勝負圏から大きく遠ざかる。
残る3者は接戦のまま迎えた最終4回戦南1局2本場。・ホンイツのテンパイを入れた川崎がを加槓すると、嶺上牌のも加カン。再び嶺上牌からツモって来たのは・・・
アガリ牌の。珍しい連続加カンによる嶺上開花ツモアガリでまず抜け出す(2,000・4,000)。
田代と柴田吉和の1枠を巡る争いは接戦のまま南4局へ。
現状3番手だが、何をアガっても通過の田代はメンゼンで役なしテンパイが入ると、出アガリができるようにリーチをかける。
しかしリーチの宣言牌は川崎のアガリ牌で、柴田吉和を上回れず対局終了。
ベスト8進出は川崎義之・柴田吉和の2人に決まった。
ベスト8は川崎がA卓、柴田吉和がB卓に入る。
(文:梅中悠介)
カテゴリ:鸞和戦 レポート