第3期鸞和戦ベスト8A卓レポート
2023年05月26日
【第3期鸞和戦ベスト8A卓 新井駿一・川崎義之の2名が決勝進出】
ベスト8A卓対局者
◆山田浩之(やまだひろゆき)
◆新井駿一(あらいしゅんいち)
◆川崎義之(かわさきよしゆき)
◆青嶋宏樹(あおしまひろき)
※山田は遅刻のため▲30Pのペナルティ
解説 齋藤豪
実況 楠原遊
【1回戦】
東1局1本場。川崎は5巡目にカンをチーしてドラ切り。
純チャン三色ドラ、7,700は8,000のアガリ。
南1局1本場。親番の青嶋はドラ3枚使いの親満をアガってトップ目に立つが
次局は川崎がドラ暗刻の満貫を青嶋から直撃を決めて再逆転。
【2回戦】
南1局。親番の山田は234三色確定のカンで先制リーチを打つが
ドラのを掴み、新井に跳満の放銃となってしまう。
南3局。新井と青嶋はどちらも勝負手。
と全く同じ形のテンパイを入れていた。
しかし新井がトイトイ変化のを持って来てしまい、痛恨の11,600放銃。
2回戦は青嶋がトップ。川崎が2着を取り、早くも縦長なポイント状況となった。
【3回戦】
新井が開局から3連続のアガリを決め、東3局1本場も待ちで先制リーチ。全力で攻めに行くも
青嶋がヤミテンで押し切り満貫のツモアガリ。
その後も青嶋と新井がひたすらアガる展開が続き、南1局も青嶋が親番でドラ3枚持ち。待ちは良くないが即リーチを選択。
この局は新井の手が驚くほど伸び、マンズのメンホンテンパイを入れ、ハイテイで強烈な倍満ツモ。
オーラスにもリーチツモドラドラをアガった新井が3回戦は大きなトップ。
【最終 4回戦】
新井の台頭により三つ巴の戦いに巻き込まれた川崎だったが、東2局に安めながらも1,400・2,700(+1,000)をアガってリードを得る。
しかし新井の勢いも止まらない。山田のテンパイ打牌を捕らえて7,700。
東4局。親番の新井は3フーロでトイトイテンパイ。
青嶋はドラ暗刻のシャンポンテンパイから引き。どれを切ってもテンパイは維持出来るが
青嶋が選んだは新井に7,700の放銃。この局が勝敗の決め手となった。
第3期鸞和戦ベスト8A卓は、新井駿一・川崎義之の2名が決勝進出を決めた。
(文・吾妻さおり)
カテゴリ:鸞和戦 レポート