第2期鸞和戦決勝レポート
2022年06月29日
【第2期 鸞和戦決勝 吉野敦志がプロ13年目に悲願の初タイトル】
鸞和戦(らんわせん)は2021年に設立された世代限定のタイトル戦。日本プロ麻雀連盟に所属し、予選初日の段階で男女問わず30歳以上49歳以下のプロだけが出場できる。
決勝進出者は以下の4名。
吉野敦志
西川淳
中島寛基
水野孝一
最初のアガリは吉野。親番でドラドラの手牌。のシャンポンで即リーチを打ち3,900オール。
3局連続アガリで56,200点持ちに。
ようやく吉野の親が落ちるも、東2局西川も連荘。3本場には吉野からの直撃を決める。
1回戦はトップに西川。
浮きの2着に吉野。
中島、水野の並びで終了。
2回戦も起家吉野が先手を取る展開となるが、1本場に吉野の親リーチに追っかけた中島が満貫ツモ。
続いて西川が567三色の跳満ツモ。親番で一通確定の追っかけリーチで4,000オール(+1,000)。
東4局2本場では水野が七対子ドラドラ、単騎を吉野から。
トータル3番手まで落ちた吉野だったが、南場の親番で挽回。
まずはヤミテンの11,600を中島から。
2本場では西川のツモリ四暗刻リーチをかわして親番を繋ぐと
3本場では6,300オール(+1,000)。2回戦は吉野が大逆転トップを取る。
2回戦はトップに吉野。
浮きの2着に西川。
水野、中島の並びで終了。
3回戦は中島がリーチツモドラドラ、2,000・3,900でスタート。
オーラスは吉野がアガって2着キープ。
3回戦はトップに中島。
浮きの2着に吉野。
水野、西川の並びで終了。
最終4回戦。2番手の西川が満貫ツモで吉野に6.2ポイント差まで詰め寄り
南2局3本場にはリーチを打つ。
覚悟を決めた吉野がで西川のリーチに押し返す。
親番を落とせない中島からが出て、5,200は6,100(+1,000)のアガリ。
オーラスは全員ノーテンで流局。
第2期鸞和戦、優勝は吉野敦志に決定。プロ13年目にして悲願の初タイトルを獲得した。
第2期鸞和戦 決勝
優勝 吉野敦志
2位 西川淳
3位 中島寛基
4位 水野孝一
(文・吾妻さおり)
カテゴリ:鸞和戦 レポート