第二期小島武夫杯帝王戦 ベスト16・決勝レポート
2023年08月16日
【第2期小島武夫杯帝王戦 ベスト16・決勝レポート 優勝は魚谷侑未】
小島武夫杯帝王戦は2019年に新設された全国規模のプロアマ混合戦。パンデミックにより昨年までは第2期の開催を見送っていたが、今年は無事開催する運びとなった。
前日に行われた本戦を勝ち抜いた16名が連盟スタジオに集まり、WRCルール1回戦のスプリント戦。トップ者だけが決勝進出となる。
解説 紺野真太郎・HIRO柴田
実況 楠原遊
【ベスト16A卓】
西川淳
加護優愛
中野一男さん
古橋崇志
古橋が東3局にリーチツモイーペーコーの満貫ツモ。
オーラス逆転の2軒リーチが入るも流局し、A卓は古橋が決勝進出。
【ベスト16B卓】
川上直也
石川正明
藤崎智
杉村泰治
石川が4,000オールを含むアガリで60,000点超え。東4局1本場に川上が清一色の直撃を決めるも逃げ切った石川が決勝へ。
【ベスト16C卓】
奈良圭純
千葉さん
花岡章生
白井健夫さん
C卓は千葉さんと花岡の競り合いとなったが、花岡が7,700は8,000の直撃を決めて決勝進出。
【ベスト16D卓】
解説 瀬戸熊直樹・HIRO柴田
実況 楠原遊
木暮智貴
魚谷侑未
ダンプ大橋
鈴木郁孝
D卓は鈴木と魚谷の熾烈な争い。南2局に魚谷が6,000オールを決めても南3局には鈴木が満貫ツモで逆転。
オーラスに魚谷がタンヤオドラ3をアガって決勝進出。
【決勝】
決勝戦はWRCルール2回戦。
石川正明
魚谷侑未
花岡章生
古橋崇志
魚谷が4,000オールのリードを活かして1回戦トップ。
2回戦南2局に古橋が満貫ツモで迫ると
南3局にはを仕掛けて混一色のアガリでトータル首位に。
オーラスは魚谷(親)が古橋から9,600の直撃を決めて再逆転。
古橋に跳満ツモ条件を押し付け、次局は全員ノーテンで流局した。
表彰式では日本プロ麻雀連盟森山茂和会長よりトロフィー・盾・目録が授与された。
第2期 小島武夫杯帝王戦
優勝 魚谷侑未
2位 古橋崇志
3位 石川正明
4位 花岡章生
初の女流十段位戴冠が記憶に新しい魚谷侑未がまた一つ新しいタイトルを獲得した。
(文・吾妻さおり)
カテゴリ:帝王戦 レポート