第1期若獅子戦ベスト8A卓レポート
2021年03月30日
出場した若手107名の中からベスト8A卓に進出したのは
泉裕斗・澤谷諒・岡崎涼太・鈴木誠の4名。
ここを突破して決勝に進出すると、特別昇級リーグへの出場権利が得られため、勝利の価値が高い試合になっています。
2回戦を終えて、岡崎・澤谷がトップ2着を交互に取り、2人勝ち抜けのトーナメントにおいて、追いかける泉・鈴木には苦しい展開。
2連続4着と後がなくなった鈴木が3回戦で反撃に出るも、逃げる2番手澤谷に勝負所での渾身のツモアガリが出て苦しい状況のまま最終戦に入ることになります。
<3回戦終了時>
岡崎+42.6P 澤谷+32.9P 泉▲32.9P 鈴木▲42.6P
3連続3着で最終戦に入った泉が東場の親で連荘し、少し差を詰めていくも
同じく追いかける鈴木と手がぶつかってしまい、前を走る岡崎・澤谷有利に局進んでいきます。
南1局、鈴木最後の親番は細かいアガリとテンパイ料でギリギリ繋いで4本場まで粘るも
澤谷がタンヤオドラ3を泉から直撃。
鈴木の親を落としながら泉の点数を削る最高のアガリが出て、これが決定打。
続く岡崎と澤谷の親番は無理せず、ツモってもアガらずを選択する安全な逃走劇でオーラスへ。
最後は岡崎が澤谷に打ち、2人で決勝進出を決めました。
<A卓最終結果>
澤谷+45.4P 岡崎+28.8P 鈴木▲16.7P 泉▲57.5P
(文:越野智紀)
カテゴリ:若獅子戦