Mr.Yの連盟Weekly!谷の奇跡・格闘倶楽部最新作
2018年12月04日
先日漫才の頂点を決める『M-1グランプリ』が放送された。私が毎年楽しみにしている番組の一つだ。
ここ最近M-1は12月の第1週日曜日に行わるため、私は毎年リーグ戦と時間が被る。
もちろん録画をしているので、期待を膨らませながら帰宅するのだが、ここで注意点が一つある。
『自宅に着くまでに結果を知ってはいけない』
ネタバレはNGだ。誰が優勝するか知ってしまうと面白さが半減してしまうからである。
簡単に聞こえるかもしれないが、これが意外と難しい。
うっかりTwitterを開いてしまうと誰かしらがツイートしているので即アウトだ。
ボーッと電車内のモニターを見ていてもニュース速報でバンと出されてアウト。
一昨年は文字こそ見ないように注意していたが、青いスーツの二人組のシルエットが見えてしまい銀シャリ。
情報が早いのは良い事だが、エンターテイメントに関しては少し情報を遅らせてほしいと思う。なんて自分勝手な意見だ。
それでは、先週を振り返ってみよう。
【第35期鳳凰戦D2リーグSelect後期第3節】11月30日(金)
高宮まりvs岡田紗佳vs内藤正樹vs谷誠之
D2リーグの別日対局が行われた。
34期生、お笑い芸人ブラックパイナーSOSの内藤正樹プロがテレビ対局は初放送。
そこにモデルの岡田紗佳、Mリーガーの高宮まりに加え谷誠之の4名で対局が行われた。
1回戦、いきなり凄い事が!!
親の谷、九蓮宝燈テンパイ!!!
高目がなんと山に3枚!!!
いきなり48,000が出るかと思わず息を呑む。
アガったのは…
内藤!!
一見リーチしそうな手だが、いち早く危険を察知してのダマテンだ!
リーチをして局面が長引いていたら谷のアガリもあったかもしれない。
そんなこんなで谷が乗り切れず、最終戦のポイントは以下。
現在最終戦の南3局だが、仮にこのまま対局が終わるとその日のポイントはこうだ。
高宮まり+29.6 内藤正樹+13.8 岡田紗佳▲10.0 谷誠之▲53.4
谷、苦しい一日だった。
スター選手3名相手だからしょうがない。
それでは、この日の結果をご覧頂こう。
高宮まり+2.0 内藤正樹▲17.4 岡田紗佳▲49.3 谷誠之+44.7
あれ?誤植?
いや、誤植ではない。
谷に、一体何が…!?
南3局0本場 8,000(高宮→谷)
南4局0本場 二人聴牌(谷・岡田)
南4局1本場 12,000(岡田→谷)
南4局2本場 5,800(内藤→谷)
そして南4局3本場。
仕上がった谷。
ついに来た…
16,000オール!!
麻雀はこれがあるから本当に怖い。対局者含め、誰もが思ったことだろう。
南3局と南4局で谷は順位点を含め、98.1ポイントプラスしたことになる。
九蓮宝燈テンパイといい、この日の主役は完全に谷だった。
これを谷の奇跡と呼ぼう。
(あれ?谷さんってこんな顔だったっけ…?)
【第35期鳳凰戦B1リーグSelect後期第4節】12月1日(土)
仁平宣明vs明石定家vs増田隆一vs藤井崇勝
昇級を目指す仁平と藤井、降級圏内脱出を目指す増田と明石による4名の対局。
結果は以下の通り。
藤井崇勝+13.1 仁平宣明+11.6 増田隆一+8.7 明石定家▲33.4
来月の最終節の組み合わせは以下のようになっている。
熱い戦いが繰り広げられるであろう卓が盛り沢山だ!
熾烈な最終節を見逃すな!
【プロリーグ】12月1日(土)・12月2日(日)
B1リーグを含むリーグ戦の結果は、連盟公式ホームページで公開されているので以下のリンクからチェック!
第35期 B1・B2リーグ 後期第4節成績表
第35期 C1・C2・C3リーグ 後期第4節成績表
第35期 D1・D2・D3リーグ後期第4節成績表
第35期 Eリーグ 後期第4節成績表
【月江さんありがとう】
12月1日、月江さんのブログが更新された。
約7年間のプロ活動に幕を下ろした。
月江プロに関してはこの記事でも何回も取り上げさせて頂いた。
残念だが、これからも元気で明るい月江さんでいてくれ!
【麻雀格闘倶楽部 GRAND MASTER近日稼働開始!】
麻雀格闘倶楽部の最新作「麻雀格闘倶楽部 GRAND MASTER」の発表が行われた。
近日稼働開始とのことだ。
お楽しみに!!
【麻雀=ギャンブルというイメージの払拭】
麻雀業界がずっと抱え続けている問題、麻雀=ギャンブルというイメージ。
しかし、このイメージは最近急激に無くなっていっているのではないかと思う。
健康麻雀の普及、麻雀のプロスポーツ競技化を目指したMリーグの発足、それに伴ったゼロギャンブル宣言。
これから先、もっと麻雀はクリーンなものになっていくに違いない。
嬉しい限りだ。
この例文はあんまりだろ!!!訂正を求める!!
カテゴリ:プロ雀士コラム