フランス大会(Tri Nitro Tournament )レポート~前編~ 山脇 千文美
2019年12月06日
ある夏目坂スタジオでの収録終わりのこと。
第1回リーチ麻雀世界選手権で優勝した山井プロから、
「オランダ行ったときに、次はフランスでWRCの予選会やるから、その時に、日本のプロにゲストできてもらえないですかって聞かれたんだけど行かない?」と尋ねられ、突然の投げかけに困惑しましたが、旅行好きの私は二つ返事で了承。
「1人で行っても良いし、誰か仲良い人と2人以上で行っても良いよー。ただし、予算は人数で山分け!!!」と言う苦渋の選択を迫られ(笑)、
お小遣いを独り占めしたい気持ちもありましたが、1人で行くのはあまりにも心細かったので、仲良しで頼りがいのある菅原千瑛プロと一緒に、フランスへの旅に出ることになりました。
我々の今回の目的は、単なるフランス旅行ではなく、フランスで行われる麻雀大会のゲストです。
もちろん、日本の麻雀プロとして優勝を目指します!
(でも、観光や食事も、楽しみ^^♪)
今回のレポートでは、たくさんの写真を交えつつ、たまに2人のコメントも挟みながら、大会と観光についてお伝えしていきたいと思います。
日本を出発し、飛行機に乗ること12時間・・・。
(フランスと日本の時差は、サマータイムだったので7時間でした。)
フランスのシャルル・ド・ゴール空港に着くと、日本プロ麻雀連盟35期生のダニエル・モレノプロにすぐに会うことが出来ました!!
山脇「JPMLのボード目立ってたよね(笑)」
菅原「すぐに分かって良かったよね!^^」
旅行会社のツアーの看板などを持った方々の中に、見慣れたこの文字が・・・。
無事に合流出来るか不安でしたが、JPMLの文字を見て安心しました。
到着した日は、大会の運営の方々が歓迎会をして下さいました!
連盟員4人でもパシャリ。
菅原プロの後ろに写っているのが、イギリス在住のWRC会長でもあるジェマプロ。
今回の旅では、ホテルの予約なども含め、大変お世話になりました。
そして、翌日からすぐに大会が始まりました。
大会が行われた、ミュージアムの外観が、こちら。
カード博物館のような場所で、自動卓ではなく、手積みで行われました。
(休憩中に少しだけミュージアム内を散策しました^^)
大会のシステムは、まず初日に3半荘、2日目に5半荘行い、ベスト8を決めます。
最終日の3日目に準決勝と順位決定戦の2半荘を行い、決勝戦2半荘の後に優勝者が決まります。
選手番号はくじ引きで決まります。
くじ引きと言っても、チョコレートを取ると、裏に数字が書いてある、と言うもの!
こんなところにも、オシャレさを感じますね。あ、勿論、引いてすぐに、頂きました。(笑)
山脇「私達、予選で北家が無かったよね!」
菅原「たしかに!くじ運あったね^^」
何家スタートかどうかも、くじを引いた時点で決められていました。
連盟のタイトル戦では毎回場所決め親決めをするケースの方が多いと思いますが、この何家か決まっているシステムも、大会がスムーズに進行できて良かったと思いました。
手積みで75分の時間打ち切りありのルールだったので、なるべく親番がまわってくる、起家に近い方が少し有利かも・・・!?
2017年のラスベガスで行われた世界大会の時や、トトロンスタジアムなど、日本プロ麻雀連盟チャンネルでもおなじみ(!?)のエドウィンさんにも会えました^^
菅原「サラミ(笑)」
山脇「めちゃくちゃ美味しかったね!いっぱい食べました!(笑)」
大会の参加者のためにサラミやチーズ、コーヒーやジュースなどの心配りもたくさんあって嬉しかったです。
大会の前や、休憩時間に頂きました。
こちらは、ランチの様子。
大会参加者は、フランスの方々や他のヨーロッパからいらした方々、ロシアからの方々も!
和気あいあいとした空気で、ピリピリムードはありません。
お互いベストを尽くそう!そんな気持ちの方が多く見受けられました。
我々は、パスタとステーキを注文!2人でシェアしました!!
これで、腹ごしらえは、バッチリ!!!
大会中の様子。
先ほどのランチの時とはうってかわって、みんな真剣です・・・!
私達も真剣・・・!
2人とも大会初戦はトップ!幸先の良いスタートです!!!
菅原「大会のチラシに私達の写真を使って頂いていました^^」
山脇「なんか白黒にすると、似てるね。(笑)」
私は1・1・2の+91.7Pで3位、菅原プロは1・1・3の+41.3Pで11位という結果で大会初日を終えました。
2日目は朝早くから大会が始まりました。
1日に5半荘行われる、大会の山場です!
ここから先の様子は「フランス大会レポート~後編~」で、お届けします!
カテゴリ:プロ雀士コラム